サラブレッド文化存続の危機

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サラブレッドの走る姿を60年以上観てきたものとして、クローンの出現は、”サラブレッド文化”の存続を危惧している。 

すべてのスポーツがそうであるように、サラブレッドの競争の世界(競馬)でも、ドーピング検査というものがあり、ひっかれば、何着で入選しようが失格となる。 例えば、羽生結弦のクローンが20年後に出てくれば、誰が見ても分かったしまうが、サラブレッドなら分からないのではないか?と考える人がいるかもしれないが、名馬のクローンであれば、結弦のクローンほどではないが、見る人が見れば明らかに分かってしまう。 ただし、そこそこ走った程度のオープン馬クラスのクローンであれば、分からないかもしれない・・そのようなことが実際に起こってくれば、偽造した血統書を提出することになり、血統の存在意味が危うく、サラブレッド文化を根底から揺るがしかねない。  

また、別の問題もある・・日本にも数年前に亡くなったディープインパクトという名馬がおり、その血を引く馬たちは、日本だけでなく世界中でG1を勝っており、そのディープの血を世界が欲しがっていることも事実なのです。 ディープは社台ファームの生産馬であり、種馬としても、繫殖牝馬と交配されてました。 (僕の想像でしかないのですが)ディープが亡くなった際に、そのDNAは何らかの形で保存されていると思われます。 そのDNAがあれば、クローン馬を生産することは可能であり、競走馬として出してしまえばバレてしまうが、種馬として隠れて使えば分からないということにはなりますね。 交配して進化することを前提としてサラブレッド文化がある以上、短いスパンで考える場合のみ、クローン(種馬)の存在は矛盾しません・・倫理的問題は別ですが。

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Tetsuro Higashi

Tokyo Japn Photographer