Eros

私の人格は何層にも重なり合って出来ている。

一番上は、世間体という顔、

その下には仕事の顔がある。

では、一番下の顔・本性はこの写真を撮っている顔。

 

私の撮る裸婦には他の人たちが撮る裸婦とは違って、

特別な ”テースト” があると言った人がいた。

 

矛盾するようだが、

この写真を撮らせているのは、ほとんど ”子供っぽさ” だ。

それも、子供というより幼児に近い。

写真には ”人格” がある

作品には人格がある・・と言った方が良いかもしれない。

その写真家がそれまでアート作品とどう向き合ってきたか?

・・・という、過程が如実に語れているし、また、見えてくる。

 

若い作家が斬新なものを創り出したり、

フォトショップを駆使して競い合っているのを見る。

それらは、見ていてもすぐ飽きてしまう。

 

誰でもスマホで簡単に撮れるのが写真であり、

いかなる高級機を使っても、永遠に撮れないのが写真である。