”変態の効用”

Masochism ―「変態の効用」制作文

人は皆、他者には理解されにくい欲望や、言葉にしにくい感情を抱えて生きている。

「マゾヒズム」という言葉は、しばしば単純な性癖や、常識から外れた嗜好として語られる。しかし、そこにあるのは、単なる快楽の追求だけなのだろうか。

人間の感情は、理性だけでは説明できない。苦痛と快楽、支配と服従、緊張と解放。その相反する要素のあいだに、私たちが普段見落としている、複雑な心の動きが潜んでいる。

「変態」という言葉もまた、社会の平均的な価値観から外れたものを指すために使われてきた。しかし、他者と異なる感性を持つことは、必ずしも否定されるべきことではない。

むしろ、既成の価値観に疑問を抱き、自分自身の内面と向き合うきっかけになることもある。

本作品では、マゾヒズムを単なる刺激的なテーマとしてではなく、人間の欲望、弱さ、孤独、そして自己解放の可能性を考えるための入り口として捉えた。

誰かにとっての「異常」は、別の誰かにとっての「個性」かもしれない。

大切なのは、他者の価値観を押しつけることではなく、自分自身の感情を見つめ、相手の尊厳を尊重しながら、多様な人間のあり方を受け入れることではないだろうか。

「変態の効用」とは、常識から逸脱することそのものを称賛する言葉ではない。

それは、人間の内面に潜む、説明しきれない感情や欲望を見つめることで、私たち自身の「人間とは何か」という問いを深めること。

本作品が、見る人の中に眠る既成概念を揺さぶり、自己と他者の境界について考える、小さなきっかけとなれば幸いである。

masochism ”変態の効用”

このあたりの画像、ぐしゃぐしゃ感がこの上なく”ざわめき”ますね。 この撮影は顔出しなしですし、個人情報は全く公開できませんが、これは言ってもよいと思ってますが、クリエイターでもあり、”めちゃくちゃ純粋”な人なのですよ、モデルをされている女性。  

masochism 豊田萌絵『週プレ プラス!』アザーカット集「また、好きになる。〜prologue〜」

”縄”美学 極めるために・・

このモデルは”私の意向”を組み取ってくれる。 これから、お互い同志としてコンビを組めそうだ。 今回の撮影でも相乗効果が生まれてくるような気がしてくる。 極めるってことは難しそうで、すぐ傍にやってきているような気がしてきた。 こうして展示していると、何処かで見た絵画の世海の見えてくる。 斬新であろうとすればするほど、古典に戻っていくようなことが起こる。 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの絵画のようだ。 いやいや、それらを超えていかないと、今を生きる”私たちの役割が失せる。。

https://tetsurohigashi.com/portfolio/tef2/ 

静かに、そして優雅に、この人は絵になる。

モデルさんは、常に優雅に妖艶に

視覚アートに関する情緒というものは、ある一定の人たちだけにしか持ち合わせないような気がする。 程度の差もあるのだろうが、殆どない者から、かなり豊かな者までいることは事実である。

私はアルコールが飲めない。 好きなのだが、体がアルコールを分解できないので、ワイングラス一杯で3日間は動悸は続く。 だから、飲みたいのだが飲めないのだ。 アルコールが飲めたら、人生、2倍は楽しめたと思う。 飲めたら、止まらないので、今、この世の人でないかもしれないが・・。 

こうして写真を載せてみるが、物理的データとしては誰にでも同様に見えているはず。 ところが、情緒を通して観ているのと、そうではないのとでは、月とすっぽんほどの違いがある。 視覚アートに関する情緒というものは、ある一定の人たちだけにしか持ち合わせないような気がする。 程度の差もあるのだろうが、殆どない者から、かなり豊かな者までいることは事実である。 

文字に変換して世界観を語る「文学」は別にして、音楽と視覚アートに関して普段から思うことを率直に書いてみる・・ YouTubeを見ていると、テレビや新聞などでは得られない情報や知識が得られる。 ホリエモンに関しては、社会的・経済的視点が斬新で感性豊かで発想の意外性はご存じのとおりである。 最近盛んに顔を出すようになったのが、数学の天才で数量学者でもある高橋洋一。 元大蔵・財務官僚で、内閣官房参与をしていたこともあり、政界・経済界へ精通している。 様々な政治経済・社会問題に至るまで、”正論”を言い放っている。 解剖学を専門としている養老孟司先生の公演ビデオは素晴らしい。 世間一般人とは全く違う視点で(自然を)見ることを説いている。

ホリエモン、高橋洋一、 養老孟司 先生。 彼らは非常に頭が良く、異常なほどに好奇心が強い。 当然のごとく教養豊かで話が面白い。 それぞれの分野で飛び切りの感性を有しているのだろうが、情緒レベルは普通の人と思われる。 優秀であることと情緒豊かであることの間には相関関係がないのだろう。 

アルコールが飲めない話に戻しますが、飲めれば人生を2倍楽しめたように、感性が研ぎ澄まされ情緒豊かな人は(同じ画像データを前にして)2倍、いやそれ以上楽しめるのだろうと思う。 単なる性的好奇心で終わってしまうことが、視覚的、知的好奇心に至る世界まで(自らを)導いていくことですから、これ以上の”贅沢”はないわけです。

性的好奇心では終わらせず、視覚的、知的好奇心まで観る者を”引きずり込む”のは、それなりの”心得”が必要になります。 この撮影をして、編集してこうして載せていく過程を紹介してみましょう・・ とはいえ、これから書くことは自己満足の類であり、私のやり方ですので、感性を同じくする人たちには参考になるかもしれません。

世の中にはヌード画像は溢れてますし、このブログでも溢れてますが、そんな中で、(スルーされることなく)目を留めさせることはそれなりの心得は当然のようにあります。

上の画像に関しては・・・見た瞬間、Y字部分に目が行くでしょうが、それには”布石”がありまして、左上に(無意識のうちに)眼に入るバストトップの存在があります。 この二か所のバランスの中に画像の構図があります。 そのバランスの中に、下腹部から太ももにかけての豊満な肉感に満足するわけです。 ここから先が大切で、右上の真っ黒で見えない世界へ、自らの勝手な想像(ストーリー)は始まります。 この画像は完ぺきではありません。 豊満な肉体はありますが、人物の表情がありません。 その不足を捜しに下の画像へとスクロールしていくわけです。 いつの間にやら、この画像から離れ、解放され、フェードアウトしていくことになります。 

私がしていることは、不完全・未完成な画像を提示しているだけで、この画像をどう見るかは、観る者に任せている・委ねているわけです。 

Kimiko SNSに上げられない画像ばかり

マゾヒズムを絵にするとき・・

マゾヒズムを絵にするとき――「変態の効用」

マゾヒズムを絵画で表現するとき、必ずしも苦痛や服従の場面を直接描く必要はないと思います。

むしろ、目に見えない心の動きや、相反する感情をどのように画面に映し出すかが重要になります。

1.苦痛と快楽の境界

マゾヒズムの本質を、単純な苦痛ではなく、苦痛の中に見いだされる複雑な感情として捉える。

表情は穏やかなのに、身体には緊張がある。あるいは、拘束されているように見えるのに、心は自由である。

その矛盾を、身体のポーズや光と影によって表現する。

2.支配と服従

人間関係の中に生まれる、力の不均衡。

しかし、それは一方的な強制ではなく、信頼や合意のもとに成立する関係として描くこともできる。

画面の中で、立つ者と跪く者、光の当たる者と影に沈む者を対比させる。

そこに、人間の尊厳と欲望の複雑な関係が浮かび上がる。

3.「変態」という言葉への問い

社会の規範から外れた欲望は、しばしば「変態」と呼ばれる。

しかし、他者を傷つけない個人の嗜好まで、一律に否定してよいのだろうか。

絵画は、そうした固定観念に疑問を投げかけることができる。

奇妙に見えるポーズや、常識から外れた構図を通して、鑑賞者自身の価値観を問い直す。

4.身体を心の風景として描く

私にとって、人体は単なる形ではない。

そこには、その人の記憶、欲望、孤独、そして生きてきた時間が刻まれている。

マゾヒズムというテーマを借りながら、身体をひとつの風景として捉える。

肌の質感、筋肉の緊張、うつむいた姿勢、差し込む光。

そうした細部から、言葉にならない心の内側を描き出していく。


制作文としてまとめるなら

「Masochism ― 変態の効用」

人間の欲望は、理性だけでは説明できない。

苦痛と快楽、支配と服従、緊張と解放。

相反する感情のあいだに、人間の心の奥深さが潜んでいる。

マゾヒズムというテーマを絵画に取り入れるとき、私は刺激的な場面そのものを描きたいのではない。

そこに潜む、言葉にならない感情や、他者には理解されにくい心の動きを見つめたい。

「変態」と呼ばれるものの中にも、人間の多様な感性が存在する。

それは、常識から逸脱することを目的とするのではなく、既成の価値観では捉えきれない人間の内面を探る試みである。

身体は、心の風景である。

その姿勢や表情、光と影の中に、欲望と孤独、自由と依存の物語が浮かび上がる。

「変態の効用」とは、異質なものを排除するのではなく、そこに映し出された自分自身の感情を見つめ直すことなのかもしれない。

絵画は、見えない心を可視化する。

そして、その絵を見つめる私たち自身もまた、作品の一部になる。

柔らかく妖艶で可愛いモデル:Tef

柔らかく、妖艶で可愛いモデル:Tef

Tefは、柔らかな雰囲気と、ふとした瞬間に感じられる妖艶さを併せ持つモデルです。可愛らしい表情の中に、静かな色気や繊細な感情が宿り、見る人の視線を自然に引きつけます。

彼女の魅力は、華やかさだけではありません。力の抜けた自然な仕草や、わずかな表情の変化、身体の柔らかなラインが、写真の中に独特の空気感を生み出します。

Tefを撮影するとき、重要なのは決められたポーズを押しつけることではなく、彼女自身が持つ個性や感性の変化を丁寧に捉えること。可愛らしさと妖艶さが共存する、その瞬間の美しさを記録したいモデルです。

 

葉月ゆめファースト写真集「予知夢」

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