私たちは、身体を美として見ているのか生として見ているのかそれとも、いずれ失われるものとして見ているのか・・

Artist Model Yu 「解剖学と運動学の両面からアプローチ」

白粉(おしろい)を塗して撮影してます。 写真というのは、編集過程でどうにでもなりそうですが、この画像のような素肌の透けるような質感は原画で撮らないとどうにもなりません。

「素直に戻れる・・そんな場所」撮影現場

PHOTO : Artist Model YU

「素直に戻れる・・そんな場所」 僕のような適当でいい加減な人間にも”人並みの孤独”というのがやって来て、そんなとき、いつも逃げ込む場所があって・・。 遠い記憶の中から、そして今に至っても、これからも少しづつ姿を変えていくだろうノスタルジックな優美な温もりがあって、この画像のような時空に飲み込まれていく。 ここは、僕が僕らしさを全開できる、そして、素直に戻れる・・そんな場所。 

Works Archive 作品アーカイブ

カテゴリー数が多過ぎて混乱を招く・・ということで

「Works Archive 作品アーカイブ」をつくりました。 

一流ダンサーの嗜み

Dancer’s Image U.K. ――動きの中に宿る美

ダンサーを撮るということは、静止した身体を撮影することではない。

むしろ私は、動きの中に生まれる「一瞬」を探している。

踊っている身体は、決して同じ形を二度と見せてはくれない。腕が伸び、身体がひねられ、髪が宙に舞う。その一瞬には、次の瞬間には消えてしまう美しさがある。

写真とは、本来「止める」ためのものなのかもしれない。しかしダンサーを撮影していると、私は逆に、写真の中に「動き」を残したいと思う。

ポーズを作ってもらうのではなく、踊りの流れの中から自然に生まれる身体の線を追う。そこには、モデルと写真家という関係を超えた、ひとつの表現が生まれる瞬間がある。

特に英国のダンサーたちが持つ身体表現には、どこか知的で、同時に野性的な魅力を感じる。鍛えられた身体は美しい。しかし私が惹かれるのは、筋肉そのものではない。その身体を通して表現される「感情」や「意思」である。

シャッターを切る瞬間、私はその人の身体だけを見ているのではない。

その人が何を感じ、何を表現し、どこへ向かおうとしているのか――。

写真には、目に見えるものだけではなく、目には見えないものまで写り込むことがある。

だから私は、ダンサーを撮る。

美しい形を保存するためではない。

一瞬だけ現れて、永遠に消えてしまう「生命の動き」を、写真という静止画の中に残すために。

Dancer’s Image U.K.

それは、動く身体と、止まった写真との間に生まれる、小さな奇跡なのかもしれない。

フォトエッセイ「夏目漱石『門』より抒情詩による再構成」