
Erika Onobu 日本のファッションモデル。
ファッションの世界では、モデルは衣装を際立たせることが仕事ですから、モデルの多くはそれぞれに個性はあっても無表情にランウェイを歩く。
ところが、この人は下の写真のように表情が豊かで、モデルよりも役者に向いてる気がする。 いずれにしても、絵になる人であることは確か。

以前にも書いたことがありますが、この女性を撮ったことで、僕は写真家になることを決めたのですが、同時に、彼女もモデルになることを決めたそうです。 その意味では、私たちは歴史的出会いがあったのかもしれません。
僕が撮った写真を送って、彼女はモデルクラブに入り、僕は写真の無限の可能性を感じました。 出会いとは不思議なもので、この人と出会ってなければ、写真にハマってなかったかもしれません。


Erika Onobu とは旧姓で、現在では一児の母になっているようです。 この撮影が2012年ですから、8年以上も経っていることになります。
そもそも、FBで(どんな縁かは分かりませんが)友達承認してました。 彼女がアメリカに留学していて、夏休みに帰ってきたところへ、僕から「撮影してみないか?」というメッセを送ったことを覚えてます。 彼女にとっても、本格的な撮影は初めてだったと思います。
FBで載せてあった(どうでもいい?)彼女の写真を見て、「これは行ける!」という直感が働きました。 この時点では、18歳だったかもしれません。 見ての通り、想像以上の絵になりました。


良い写真が撮れるどうか?は、フォトグラファーがその女性に夢中にならない限り、よい「作品」にはなりません。 フォトグラファーに夢中でシャッターを切らせてしまうようなモデルであることが一番です。 ボブという髪型はこの人のためにあるのでしょう。



百面相・・その日撮った画像を見ながら、後で「表情」のチェックをしたら、”これだけ”出てきました。



















砧公園






















横浜レンガ倉庫






