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展示画像&類似画像を含む。
6枚の展示であった・・と思う。
展示作品が定かでないのは、”露出度”の問題で、展示できなかった作品があること、展示することは出来ても、ライトの灯りを下げられ、見えにくい状態で展示されたことです。 関係者からの情報では、この当時(5年前くらい)前から、”検閲”が厳しくなったということです。 これ以後は、中国には出かけてませんから、外からの情報しか得られませんが、香港問題、ウイグルの人権問題、台湾海峡問題など、悪いニュースばかりが伝わってきます。 コロナがなければ、去年、北京の日本文化研究センターの主催する展示会へ招待されていたはずなのですが、EUなども含めて、展示会の話は一切なくなりました。
会場は、東京ドームくらいの大きさがあり、中国人出展者は500名くらいはいたと思います。 外国人枠での出展者は、私とフランス写真協会理事の2人だけでした。 天安門事件以来、中国には”自由”は加速を付けて失われてきたこと、したがって、展示物の多くは検閲されているのでしょう・・つまらないものばかりが並んでました。 展示会当日、私の作品のライトが暗い状態になっており、来場者が「暗くて見えないではないか!」と、私に食って掛かってきたことです。 普段、彼らが抑圧されてきたものが、私の作品を観た時に爆発したのでしょう。 私は、驚きと同時に彼らの熱さに感動しました。
そして、次回の Photo in Beijing 2017 にも出ることを目論んでましたが、招待状は来ませんでした(当会場の責任者と私との間で、ひと悶着あったことが理由でしょう)。 ところがその後、 日本文化研究センター の所長から、展示会と講演会の話がありましたが、コロナですっ飛んだ次第です。
私は何処で展示するにも露出度を抑えて作品を出すつもりはないので、今後、招待されることがあっても、ボツになる可能性が高いのですが・・
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2021年7月における「中国の近未来」予測ですが・・
早ければ、数年以内には習近平体制は崩壊しそうです。 第二の毛沢東になろうとする”妄想”にかられていると思われるからです。 反分子は次から次へと粛清し、党内の立ち位置も難しくなり、現体制を支持するのは、人民解放軍だけでしょう。
資本主義の良いとこどりをした(最近では、逆行してるが)のでしょうが、共産主義(独裁)体制では、自由がないので経済の発展は望めません(トップダウン方式が有効だったのも限界に来てます)。 一帯一路は行き詰まり、ジェノサイド認定など国際的批判が強まり、G7などの経済的包囲網は強まり、軍事的にも孤立に向かってます。
ある経済学者が、 共産主義(独裁)体制 では、(年間個人所得が)1万ドルを超えることはない・・と予測してます。 このことは様々なデータに基づく予測なのですが、中国の現状は1万ドルなので、限界点に達しており、政権はこれ以上はもたない‥と言う予測が成り立つのでしょう。 ソ連が崩壊したように、ある日突然”そんな日”がやって来るのかもしれませんね。
Photo in Beijing