K.S. の「エッセイ」とTetsuro Higashi が撮った彼女の写真に基づいたピュアなドキュメンタリー。

「私とK.S. との出会い」
私は京都から来た友人と原宿で待ち合わせ、すいていそうなカフェに入った。 横のテーブルには男3人と女1人、仲良さそうに話は弾んでいる。
東京人には難しいことを関西の人は簡単にやってのける・・その友人は隣りのテーブルに座る4人へ話しかけ始めた。 どうも、友人は写真の Kaosu に興味があるらしい。 真面目そうでお洒落な青年3人と”浮いた”存在のK.S. 。
周りの3人の青年がいかにもクレバーでスマートな印象があり、そんな彼らと一緒にいる彼女(Kaosu)なら、安心して撮影できると思い、私の名刺を渡し、インスタのアドレス交換し、私のstudioにて撮影するに至った。
僕が撮影に誘ったのは、彼女からすれば「興味本位」に思えたのだろうが、こうして、彼女のエッセイも含めてしっかり「作品」にすることによって、信頼関係は築けたと思っている。
(実のところ、信頼関係が築けるかどうかはさして問題ではない。 逃してはならのは、それを築きたいと思える相手との出会いだ)


「せいぜい、下の中だし」 ・ いいよどうせ死ぬし。が口癖で プライドなんて物もなく なんかいつもギリギリ台風の中にいて 危なっかしい所から カオスという名で活動する様になり 何でもかんでもやってみてたけど それって実は自分がある様で 全く何も無くて 今まで本当に最近まで クソダサい生き方をしていました。 あんたは写真写りが悪いからね。 隣を歩かないで欲しい。 モデル体系の妹の方が実際に可愛くて 周りからも失敗した方。 みたいな言われ方をしていて せいぜい下の中だし

あー明日死ぬかもしれないな。 まあいいか。 割とやり切ったし。 どうせ人間いつか死ぬし。 とか言ってたら 気づくと1週間。 ダラダラ1ヶ月。 半年。 あっという間に一年。 ・ 心と身体は切り離せない。 空っぽの心でも身体が動いたりする。 むしろ空っぽの心を誤魔化すかのように 身体が動く。 死ぬ勇気が無いから 仕方がなくダラダラ生きる。 そんな中で時々生まれる あぁ今日は天気が良いな。 ご飯美味しいな。 布団あったかいな。 みたいな 小さな幸せを噛み締めていたら、 一生になっているかもしれない。 明日も小さな幸せに 気が付けると良いな
・

去年の今頃は無職で希望もなく 引きこもりMAXでした。心身共に無。 ・ そりゃ〜暇で 独学でも何とか型になっていたのでした。 ・ ・ 今は時間が足らなすぎて 何も作れない。人生とは。だ黙々と手で刺繍し続けた。 2、3ヶ月色んな思いを込めて。 いつかちゃんと展示したい。 ・ 春はもう少しで来ますか? ・ ・ 一年前の私へ ・ なんとか東京で 潰れずに生きています。 そろそろ自信持っていいんじゃないか?
これまで載せた4コーデを 思い付きでタンスから引っ張り出し リュックに詰め込んだ。 8時間にも及ぶ撮影で 炎天下の中、 感染対策をしながら歩き回った。 すべて1日で撮影という 本当にカオスな日だった。 ヘアスタイリングやメイクや服で 違う人になれた気がする。 どうしてもやるせない日々だけど お洋服で気分くらいは変えられるはず。

・

美味しい食べ物をゆっくり食べるだとか
お風呂でぼーっとするだとか
紅茶でホッとするだとか
布団でぐっすり眠るだとか
川で石をぶん投げるだとか
観たいものをじっくり見るだとか
会いたい人に会って直接話すだとか
そうゆう最低限の事をやっとしましたね。
生き急いで擦り減らす事に
生きがいを感じてた去年ですが。
己のペースで
個展の準備進めますね。
気持ち悪いと美しいは紙一重で
それが表現出来る人間になりたいね。
永遠の課題なのだけど。


撮影はいつも
ほぼ私服でメイクも小物も一から考えて
どーーーーんって感じなのですけど
年々濃くなっていってる。
地元民へ。
東京でも埋もれませんでしたよ。全くもって。
変わり果てた彼女の 力強く握る手はどこか寂しげで ずっと離れたくないようだった。 自分が希死念慮に駆られて 長いと思っていた日々が 彼女にとってはあまりにも短い。 自然の流れに逆らう事は出来ないなんて 頭で分かっていても 生きていて欲しいのは傲慢なのだろうか。 これまでが、全部馬鹿馬鹿しくなった。 屈託のない笑顔で 溢れ出す涙を封じ込めて 私はきっとまたひとつ大人になった。


浮いているぐらいが
丁度いい
定期的に虚無になってしまって
生きている事が申し訳なくなる日々。
自分に価値は無いとか
うんぬんかんぬん
予防線を張って
誰かに認められる事を
何処かで望んでいたけれど
一番邪魔な価値観でした。
最近それがよく分かった気がする。
・


あんまり多くを語らんstyleなのだけど
私はなぜこんな風になったか。
それは自分の事が大っ嫌いだから。
お洋服と髪の毛で
毎日違う自分で居られる。
それを地元では
10m離れて歩けとか馬鹿にされ続けて
とうとう外に出たく無くなり
家で好きな服を着る引きこもりに。
とても窮屈でした。
・
別に被写体モデルなんて 誰にでも出来るし
スタイルが良い訳でも 顔面が特別可愛い訳でもなく
絶対なんかの冷やかしだろうと思ってたけど
写真撮ってくれる人 全員が格好いいって口を揃える。
それは生き様とか行動力とか
潔さとか色んな事を含めて
言ってくれてるのかもしれない。
格好良いをアップロードして 枠に囚われない人間でありたい。
11月は撮影の日々だったので
12月は作家として創作に力注ぎます。


好きな雑誌もブランドも
どんどん無くなっていく。
だから、
古い映画を見まくったり
古本屋で廃刊雑誌を漁ったり
そうやって
自分が好きだった物のかけらを探し回る。
残っている物を大事に
そして自分が
なにかしらの形で残せたなら。
自分が10代の頃に憧れていた風景では無くて
なんだか息苦しいけど
好きな服着てなにが悪い。
こうじゃなきゃだめだ。
ああじゃなきゃだめだ。
一般的にはこうあるべきだ。
そんな事を言われると
うるせぇ。馬鹿。の副音声がつく。
他人の価値観が
自分の価値観に勝手に
づかづか踏み込んでくると
うるせぇ。馬鹿。その一言で
吹っ飛ばして、蹴飛ばしたくなる。
時にはそれさえも面倒臭くなって
飲み込まれるフリをして受け流す。
そうやって自分を守ってくしかないんだろな。あーあ。うるせぇ。


またひとつ歳を取りました。
真冬に号泣しながら
リュックに必要最低限の物突っ込んで
勢いで家飛び出して
高速バスに飛び乗って上京し2年。
当時
目が合ったやつ全員
地獄堕ちろみたいな精神でしたが
何とか生きているのも
心優しい人々のお陰です。
東京じゃ埋もれるよとか
言ってきた人達へ。
んなわけねえでした。
どうせ普通じゃないんで
好きに生きさせてもらいます。
寝れないトゥナイト。
どしたら強くなれるんだろうか。
・
ヒーロー見参。って3回唱えたところで
無力な自分しか居ない。

・

好きな服着て何が悪いって
ここ数年カメラを睨みつけて
私服を撮影し続けているけど
最近やっと
それが良いじゃない?ってなってきて
ますますヘンテコな服を着ていきたくなってきた。
去年の私服写真集が好評で
とんがった雑誌が廃刊になったり
SNSの画面だけじゃ寂しいって方に届いたみたい。
装苑に載っても載らなくても
また記録として写真集出来ればいっかなと思います。(墓に入れる為)

服はほぼメンズで
大きければ大きいほど好き。
格別に顔が可愛いとか
そんな部類の人間では無いけど
好きな服着てる自分は生き生きしていると思う。

我、師匠が居なくて(独学) 過去の自分と比べる事しか出来ないのだけど 最近やっと一人前に作家ですって 言える様になった気がする。 朝が来て欲しくない夜の暇つぶしとか 夜中に繁華街フラフラ歩いて知らん人についてって 危ない目にあって 時間勿体無いなーとか 家庭内の罵声や怒声を掻き消すために 音楽をイヤホンからマックス音量で流して 刺繍に気持ちをぶつけるのが 皮肉にも針を握ったスタートだった。 だから嫌でも作品ができちゃって 出来た達成感で写真載せてたら 依頼来るようになっちゃって、 現在に至るわけだけども。感謝。 インスタってどうしても 頑張ってキラキラした物を載せなきゃならない雰囲気が胸糞嫌いで賛否あるとは思うですが、 我は我なりにやってきます。 なーんでこれを最終面接で言えなかったんだろうな。 自信なかったもんな。

お気に入りの服は高くても安くても大事に着る。何年も。
タケを長くしたり、ウエストのゴムを抜いたり。
ロリータと古着を合わせるのが
最近好き。
もう自分の人生終わったなって
絶望した冬から春が来て
夏が終わろうとしてる。
・
・
この数ヶ月。嵐の様だけど
何とか前に進んでる。
・
やる事は全部してやるんだ。
・
残り23日まで応援よろしくです。
・
・
・

結婚して子供を産むっていう 押し付けがましい世間体=女の幸せっていう概念を そんな事ないよ? あんたの自由なんだよ?って言われているみたいで キヨハの原画見て泣きそうになった。 時々自分の人生が 憎くて仕方がない時があるけど 自分で決めたんだから貫くしかない。 30年間色んな形で強く、 時に弱く危なく可愛く生々しく生きる女性像を描き続けるのって格好いいなと思った。 まだ読めていない作品多くて 死ぬまでに全部読んでおきたい。
・

去年の今日。 やっぱり眉毛は要らんらしい。 個性殺すくらいなら1人でいい。 ・ ・ 周りの目が何だってんだよ。 ・
いやあ、闇深くて御免なさいね。
頭の中にあるものが
そのまま形になっちゃう技術をなる早で
身に付けたいものですね。
いつか、装苑に載るっていうのが次の目標。
(小馬鹿にしてた奴らみてなさいよ?)
・
・
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2020の半分が今日で終わるんですけど 皆様どうですかね。 私は不謹慎にも やっと人生のお休みが出来ました。 高校生に中覗かれながら ピンプリ撮れるくらいのメンタル回復です。 (2枚も)(気軽に整形出来るんですね) (感激した) イベントやら展示計画やら どんどん潰れてしまったけど 今まで観たかった映画や文化等に触れまくり 感性は豊かになったかと。 いつか還元したいです。
・
好きな服着て何が悪い。
ロリィタは戦闘服。
カオス過ぎる地毛。眉毛全剃り。
社会的に厳しい目で見られるでしょうけど
耐えろと言われる日々。
(地下アイドルの勧誘2回あり)(地上に出るなって事)

・

【お知らせ】
わたくし、
カオスゾルディックは活動を休止しますという訳ではなくて
日々課題と仕事と撮影やら
何やらかんやらで
定期的にメンタルがやられてしまい
針を握るのも面倒になってしまって
個人オーダーをお休みしていましたが
徐々に個人の刺繍オーダーを
再開していきます。
来年に創作物は大放出します。
メンタルクリニックに行くよりも
定期的にデカい声で歌ってパフェを食うことのが
健康である事が分かったので、
ラブリーカオスちゃんで
撮影でも何でもやらせて下さい。
もう自分の人生終わったなって
絶望した冬から春が来て
夏が終わろうとしてる。
・
・
この数ヶ月。嵐の様だけど
何とか前に進んでる。
・
やる事は全部してやるんだ。
・
残り23日まで応援よろしくです。


家出上京して 書類選考が通って約半年。 気合いと勢いでミスiDへ出てみましたが 4000人からの158人。 それだけでも驚きでしたが、 気づけばイベント6個こなしてました。 ・ ・ ほんとにCHEERZや個人メッセージ 沢山の応援ありがとうございます。 ・ ・ やっと余裕ができたので 11月カオス主催イベントに向けて まだ世がやってない様な空間を 作っていければと思います。 クリエイティ部として。 ・ 結果がどうあれ 留まる気はないので乞うご期待。
死んだらこれを遺影にしてください。
・
メルヘンな女でした。で
お願いします。


【映えればいいと思ってるゾウ】
【馬鹿にされたくないカバ】
【白黒付けられないシマウマ】
【強くなりたいウサギ三銃士】
不器用が 取り繕って 器用に生きようとするから なんとなく生き苦しい感じがするのだろう。 そう、私は不器用だ。

・
春はもう少しで来ますか? ・ ・ 一年前の私へ ・ なんとか東京で 潰れずに生きています。 そろそろ自信持っていいんじゃないか? 自分の部屋でしか上手く呼吸ができない。 部屋は私の墓場。

・

何者かになりたくて でも簡単には 何者にもなれなくて 思っているだけの人間は 沢山いるけど 実際に認められるのはほんの少しで 人生ってそんなものなんだろうなと 古い喫茶店でいつもより苦い珈琲をのむ。
去年の今日。 そりゃ、一人ぼっち。 祝。家出1周年。 祝。看護師免許放棄1周年。 祝。カオス1周年 投稿多いな。 私にとっては特別な日です。

・

上京したけど引きこもりで、 写真を撮ってくれる人はいません。 友達ってどうやって作るの。きびだんごか。 ・ 唯一の気分転換が 変装(自分が嫌いなので)と作品作り。 ・ いつかアウトデラックスあたりに出たい。 ・ 服が好き過ぎて作る側に回る為 仕事辞めちゃったけど今幸せです。 ・ 去年の今頃は 無職で希望もなく 引きこもりMAXでした。心身共に無。 ・ そりゃ〜暇で 独学でも何とか型になっていたのでした。 ・ ・ 今は時間が足らなすぎて 何も作れない。人生とは。 ・ ・ あ!BASE【ブティック洒洒落落】お店1周年。 ゼロから初めてフォロワー200人越え
・

自分の顔。 爬虫類っぽくて 魚面とか言われてたのを 地味に傷ついていた学生時代でしたが、 最近ちょっとだけ マシじゃね?と思える様になりまし

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「投稿後記」Tetsuro Higashi による・・ 画像とエッセイは必ずしも一致してません。
興味おありの方は・・ Instagram をご覧ください。
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エッセイの中にも出てくる通り、K.S. さんは看護師として3年間勤め、
その後、退職し上京、○○服装○○で学んでます。
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彼女の「エッセイ」を読んでいると、私の直感ですが、この人は必ず自身”を形づくることが出来ると確信してます。
デザイナーなのかエッセイストなのか他の何かなのか・・・いつか必ず”名の知られる人”になる日が来ます。
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ぬるい生き方をするくらいなら