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サラブレッドは純血種と思いがちだが、サラブレッドこそ雑種である。 シマウマを見れば分かるように純血種であれば、体の模様などはシンメトリーであるが、サラブレッドの多くは、片足だけ白のソックスを履いていたり、顔に入る模様が左右対称ではない。 300年以上前に世界中に繰り出していたイギリス人が、主にアラブ諸国から持ち込んだ”速くスタミナのある馬”を何代も重ねてかけ合わせてできたのがサラブレッドであると考えれば良い。 そのような配合により、現在も進化を続けているのがサラブレッドである・・だいたい、1マイル(1623m)を20年で1秒くらいづつ時計を詰めている、速くなっていると言われる。
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私は12歳位から、テレビでサラブレッドが走るのを興味深く見ていましたから、かれこれ、60年、競馬を観てきたことになる。 血統と体型、距離適性など、そこに多くのロマンを見てきました。 今は故人となってしまったが、”競馬の神様”と言われた大川慶次郎氏に(私が23歳の頃)偶然お会いしたことがあり、何でもよいから競馬関係の仕事をくれないか!と頼み込んだことがあるが、断られてしまった(ダンサーズイメージというアメリカでG1を勝った馬を種馬として輸入したが、その子供たちが走らず、経済状況がきつくなり、それから、半年後に大川氏は破産してしまった・・このことが、断られた理由なのでしょう)。
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とにかく、どこの国でもそれぞれにギャンブルがあって、それぞれにその在り方がある。 日本では、公営ギャンブルとしての競馬(競艇、競輪なども含めて)は国(農林省)または地方自治体は見事に”収益”を上げている。 中央競馬会に関しては、総売上高(3兆円)の25%を税金として徴収(7500億円)する。 ”健全なギャンブル”としての指標は、還元率にあります。 還元率の高い順に、日本ではその開催に議論が多いカジノは90%前後、競馬が75%、パチンコが50%位、宝くじに至っては48%になる。 還元率が高いほど健全なギャンブルと言える・・・その意味では、ギャンブルとは言えないが、宝くじは”もっとも”不健全なギャンブル・あこぎなギャンブル”とも言える。 ファンが続けられるという意味で、もっとも健全なギャンブルはカジノと言える。
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追悼「石原慎太郎」