僕は絵を描くことからビジュアルアートの世界に入って来たこともあって
どうしても、絵画の「仕上がり」と比べてしまう
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何をどう比べてしまうのか?というと・・
写真も絵画も平面であるのに、
油彩やアクリルの絵画なら、その表面に数ミリの厚みがあり、
また、物理的な質感がある(絵筆のタッチや色の重なり具合など・・)
ところが、写真には、視覚的な質感の違いはあるが、物理的な違いは存在しない
要は、展示した際に、”ペラっと”なってしまうことである
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写真でしかできないこと、写真の優位性の問題は別の議論として
今の僕が挑んでいるのは、
デジタル画像でしかできない”あること”に試練を重ねている
写真でも絵でもできなかったことを、
来年の展示会までにはその試作品を出そうと思っている。