マウントをとる、とられる

「マウントをとる・とられる」

男女間、男同士、女同士間にもあり

プライベートな関係における人同士の在り方においては

概して、平等ということはなく

どちらかが精神的に優位にある場合が多い

ある人に対しては優位にあるが

ある人からは”隷属”的な扱いを受けこともある

それが、“定位置”であり、”収まりどころ”だったりする

社会的に優位にある人は

プライベートでは、

隷属的に扱われることを望むケースが多いようだ

精神的バランスをとっているのでしょうね。

変態の美学「マウントをとる・とられる」

「自死」

作品:むとうしょうへい

「自死」

同様な熟語に「自殺」「自害」「自決」が浮かびますが

最近では自殺という言い方はせず、

自死という言葉が印象が良いですね

去年の末から今年にかけて、

私の友人で尊敬する方、あこがれる方、

お二人を「自死」によって失いました。

享年68歳と84歳です。

私の場合は、

自らの意志で生きられなくなった場合

「自死」を決めてます。

死を恐れることはないので、迷うことはありません

上記のお二人の場合、

お体は元気だったはずで、

それでもなお、自死を決行した理由が計りかねますが

自殺であれば、何かに追い込まれた感があり

残されたものにとっては「何とかならなかったのか?」という

口惜しさ、負い目はありますが

自死であれば、”すがすがしさ”さえ覚えるのは何故でしょう。

Poem / Photography 「馴染みの喫茶店」

馴染みの喫茶店

見えないところから見る
そっと じっと

身を隠して
帽子を深くかぶって
 
周りの雑音も微かにしか聞こえないくらい
イヤフォンから流れる音楽

ここの銀杏は裸になってしまった
春を待たねばね

皆、ダウンコートを着て
マフラーを巻いて 歩いている

そっと じっと
隠れ家から 見る

美術館へ行きたいな
動物園にも

舞台が観たいな
コンサートへも

行動範囲の狭くなった私が夢見るのは
健康に歩くこと

それすらままならなくて
じっとしている

風の強い日
黄色い枯葉がカラカラいう

陽の差す席で
アイスコーヒーは汗をかく

季節の移り変わりが
年々早くなり
私は一層動けなくなっていた

もう一度 もう一度
走りたい 泳ぎたい
限界を超えたい

冬の見慣れた景色も
今日は新鮮で
あくびを我慢する

poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 「歩み」

Poem / Photography 「友愛」

友愛

ベッドで猫を抱いて寝る時
猫ではなくて 貴方の温もりを抱いているのだろうか?と
本当は貴方ではなくて 猫なんだけど
それを錯覚させる何かがあって
浮気とか そういうことでもないんだけど
愛のある人とか言葉を
私は愛してて
愛とは何か?とか
詩とは何か?とか
考え続けるから 答えがないから
だから一生寄り添うんだって
そう言った貴方に愛を感じて
大きな温かな気持ちを胸いっぱいに
全ての人に愛を感じた夜を迎えたんだ

poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 「一緒に」

Poem / Photography 「リアリティ」

リアリティ

目が覚めたら
現実から切断されていた

そもそも何を現実というのか?
目に見えるもの
聞こえるもの
味のするもの
触れるもの

ならば現実よりリアルに感じる
夢の世界はどうだろう?

私はどこの世界の人なんだろう?
あの人は昨夜本当に来たのだろうか?

確かにタバコの吸い殻はあるが
いつのものなのか?

不安だ
自分の立ち位置がわからない

夢は夢で
現実の一つのように思えた

足が
砂に埋もれていくようだ

poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 「温もり」

Poem / Photography 「救い」

救い

私の目の前にある現実に「詩」がなくなった
と、いうと嘘になる

常にある
だから、「ない」時に敏感にも反応するのだ

「死にたくなった」と言った私に
「頑張ってるね」と言ったあの人

「何も頑張ってないよ」と返した私に
「逃げないで生きているだけで頑張っているよ」とあの人

救われたんだ
涙が溢れて そうかって

嬉しかった
私の生を否定しなかったこと

私の中のチビまやが
頭を撫でられたようになって飛び跳ねて

ありがとう
だからありがとう

今日あなたと話せたのは奇跡だね
もうダメだって思った時に繋がって

神様からのプレゼントだね
その深い声に私は救われたよ

ありがとう
だからありがとう

何もなくても、書くさ
あなたが言ったように

時が経てば変化する感情や環境や言葉や気持ち
それを今、感謝としてあなたに伝えたい

また私と「詩」を繋げてくれて
心からありがとう

poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 「写真詩集」