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Maya : When I close my eyes,I feel the depth

Freedom
なんだかわからないけれど やっと手に入れた気がした
人は「自由」と呼ぶかもしれない
宙に浮いた感覚
身体に絡まって絡まって ほどけなった糸が真っ直ぐ伸びる
部屋中に 空まで 期限付きの「自由」
一時でも 飛べたなら きっとまた飛べる
poem : まや★

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Birthday
自分の誕生日より大切な貴方の産まれた日
私が産まれる十五年前
貴方は先に
この星に生まれ落ちた
十五年間 私の知らない人生を歩んで
後を継いで私が生まれ落ちた
十五歳の貴方と赤ちゃんの私出逢っていたらどうだったかな?
お互いがそれぞれの場所で生きて
偶然か必然か出逢った時奇跡は起こった
時々してくれる貴方の昔話が大好き
まだまだ知らない貴方の事を知りたい
これからだって貴方を産んでくれたご両親と
何度と死にかけたであろう貴方の人生の中で
今まで生きていてくれた事に
ときめきと感謝を感じる
同じ時代に産まれて
こんなにも近くに有る事
奇跡が存在する事を確信するから
まや★

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「今-Covid19-」
感染防止 触れられない時間が過ぎて行く
死んだように疲れて横になる夜
頭を巡るのはぬくもり
他者が居ての自分だと気付く
休日に街に出ればマスクの顔 顔…
家族連れやカップルに憂鬱になる
仲間がいるっていいな
家族がいるっていいな
早く帰りたい 猫たちの元に
若い頃を思った
必ず誰かといて 触れ合っていた
共に泣いて 共に笑って そして「詩」があった
現代 居なくなる 居なくなる
過去最多の自殺者の数
逝くのは簡単ではないはずなのに
飛びたいな ずっと遠くまで
交わす言葉さえお金がかかる
いつかの「情」とか「愛」 まだあるのかな?
私に残るのは「詩」
自分と向き合う為の 対話する為の
どん底まで落ちたり
ふと夜風を心地良いと感じた時の
「やっと時代が自分に追い付いた」と言った人がいた
なるほど、そうとも言えるか
毎日天に昇る魂を思って
「詩」は何が出来るかと考えた
残された者が「今を書く」
いつか「過去の産物」として生きるように
共にコーヒー1杯さえ飲めないこの時代に
子ども達に伝えたい 触れ合うことの心地良さ 癒しを
「個」の時代なのかもしれない
「個」と「個」のキズナは 深まるのだろうか?
排除されたり したり 飛び交う想いの中
わかり合う努力を惜しまないこと
逆らえない自然に 私たちが残せるもの なんだろう?
「今」だからこそ
私は書きたい
まや★

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Maya : It is always true that the night brings us hope