”手抜き”という行為
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画家で言えば、モジリアーニの絵画を知ってる方は多いと思います。 一見すると下手な絵に見えますが、完ぺきなまでに”手抜き”をしているわけです。 最近流行りの、リアルな完ぺきなまでに写真に近いような、写真を超えていきそうな絵画を制作する画家がいますが、たぶん、そのような絵画は後世には残らないでしょう。
”手抜き”とは、人の想像(創造)領域を意識的に残そうとする行為です。 アートを真に鑑賞する者は、想像(創造)力の働く作品を好みますが、想像(創造)力の入り込む余地のない作品を好みませんし、認めません。
写真にも同様なことが言えて、どのように”手抜き”するか?が勝負になります。 人は学ぶことによって、何事もどんどん上手くなっていきます。 写真にも同様なことが起こります。 真に上手い写真というものがあるとすれば、(普通に言うところの)完ぺきな写真ではありません。 絶妙なまでに”手抜き”された写真です。 才能ある写真家は、無意識のうちに、また、生まれながらにして、それらを心得ていると思われます。
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model : Kanako S
First Impression https://tetsurohigashi.com/first-impression/









