
・

・
伝統というのは、私達にとって過去へと繋げますが、必ずしも未来へは繋がっていきません。 着物のように形あるものは繋げやすいのですが、慣習とか思考などという無形のものは失われていくこともあるのでしょうね。
ここで載せている「花魁」の画像をどう受け止められているのか、日本でもヨーロッパでも”日本的”じゃないと言われるんですが・・

・
この写真を見ていつも思うのですが、
見る人が見ないと見えてこない絵じゃないかな・・と思うのです。
・
物理的には同じように目に入ってくるのでしょうが、
ある感覚がないと見えてこないし、
音楽なんかでも、
ある感性がないと聞こえてこない音というものがあるんじゃないかな・・
と思うようになりました。
Tetsuro Higashi Photograph sense

・
僕は、たくさんのモデルさんと向き合って撮影してきたのだけれど、
アングルの中に「生き辛さ」をもろに感じることがあって、
それをそのまま絵にしてきたし、
冷淡に写し撮ることに徹してきたところがあって、
”感情”が入ると良い絵は撮れないことは経験的に知っていて・・
・
どこまでがその人(モデル)を見てきたのか、
もしかして、モデルを透して自分を見てきたんじゃないか?
・・そんな風に最近思ったりして。
Nude art & culture in Japan, “hardships of life.”

・
先日、「仙川クロッキー会」に出た時に、
主催者でモデルもある人が、等身大の骸骨を横において、
人の骨格について、ポイントとなることを説明されていて、
とても興味深いものがありました。
・
僕らは、肉付いてる部分だけに興味があって、
それを支えてる骨格があることを意識しませんからね。
外側からだけでなく、内側から見る意識も持てるかな・・
と、思ったり。
*仙川クロッキー会