写真家の僕と”一対一の勝負”に懸けてくるモデル

研究熱心なモデルには二通りあって

どう映り込んでいるか?という客観性を大切にするモデルと

撮影に向けての内面にこだわりがあり、

精神性に磨きをかけてくるモデルもいます。

もちろん、その両方を兼ね備えるモデルもいるわけですが。

このブログ内には”優れ者”のモデルさんがたくさんいますから、

彼女らの映り込みを参考にして

最初の撮影に臨んでくるモデルさんもいます。

”我が道を行く”モデルもいまして

写真家の僕と”一対一の勝負”に懸けてくるモデルもいます。

フォトモデルの技量(スキル)とは?

 *フォトモデルの技量(スキル)とは何か?

フォトモデルのスキルに関しては、モデルと言っても”用途”が異なり、商業フォトモデルの場合は、別の議論になるので、ここではしません。 アート目的に「作品モデルのスキル面」に関して書いていくことにします。 

商業写真を撮ることが目的ではないのですから、”モノを売るとか、誘導するとか”の必要はないのですから、”何かに媚びる”必要はありません。 ただ、”絶対条件”として、自己表現なのですから、自分がどのように写り込んでいるのか?を客観性をもって把握できる”肌感覚”が必須です。

ダンサーとかバレエ経験者とか (20%)

彼女らが長けているのは、頭のてっぺんからつま先までを意識下に収めることができることです。 ですから、トータルで見た場合、無駄がないというか、絵的な収まりが良いことです。 ところが、モデルにもよりますが、体全体で魅せることに長けている分、”顔の表情がない”という”欠点”があります。 顔に表情がないというわけではなく、意識的に”普通を装う顔”にしているのでしょうね。 喜怒哀楽など様々な感情表現をを収めようとする写真家には甚だ不足が生じてきます。 ポージングの流れの中ではストーリー性がありますが、顔の表情の中にはそれらが感じられません(感じさせません)。 

ダンサーとかバレエ、舞踊経験者をモデルにするには、筋肉の付き方の美しさなど、造形美としての映り込みを狙った撮影向きなのでしょう。

*役者とかビジュアルアートの表現者として (15%)

区分けすることの難しさがありますが、パフォーマーとして・・とすればよいでしょうか。 踊りながら絵を描き上げていく人とか、歌いながらある種のパフォーマンスをしながらの表現者であったりします。 実際に、プロとして活動しているパフォーマーでおり、私にとってはフォトモデルですが。

様々な表現・表情に長けており、私(写真家)から、”要求すること”はありません。 写真家の私にすることは、いかに追いかけ捕まえるか?が勝負になってきます。 このようなモデルの中には、光が自分にどのように当たっているか?を意識しながら写真に収まろうとする”ツワモノ”もいます。

*美術モデルとフォトモデルを兼ねている場合 (10%)

美術モデルであれば、”固めてポーズする”ことが仕事なのですから、撮影はブレることなく進めていけます。 ポージングも、客観性がありますから、とても撮りやすいですね。 体が創る表情が優先しますから、顔の表情が”意識的に無表情”に近いものになってきます。 その意味では、ダンサー、バレエ経験者と似てますね。

*フォトモデルだけ・・のモデル (5%)

そのモデルの経験値によってかなり違ってきますが、写真家が何を求めているのか?を尋ねてきますし、写真家の要望に応えようとします、モデルの本能として。 「作品撮り」のために‥と言うことが分かってますから、私の要望とかモデルの希望とかを交えながら、撮影は進んでいきます。 私の撮影する場合は相互費用が発生しない「作品撮り」になりますが、普段はフォトモデルとしてプロとして活動してます。

*興味本位なモデル (50%)

この「興味本位なモデル」を一括りするのは難しく、”自己表現”として、ライフワークとしているモデルを多く撮ってますし、”記念撮影感覚” で私の作品モデルをしていただくことも多くあります。 全体の割合が、最も多く50%は「興味本位なモデル」となります。

撮影を重ねていく中で、スキル面がどんどん上達していくモデルもいますし、”自分は自分”に徹して、”自分らしさ”を続けていくモデルもいます。 この”自分は自分”に徹して、10年以上、私(写真家)とのコラボを続けているモデルが最も多いと思います。

遊び女は「糸」を唄ってよく泣いた

ブコウスキーになりてえ
マドンナはスケベだが嘘がない
ジョニクロ イケルジャン
カレーにいつもの愛がない
民草殺して射精する糞の腹上死
百万本の薔薇が揃えばやり放題
免許復活して思いきり踏みてえ
マッチ箱の家で君を抱く阿呆の夢
カーテン越しに月が嗤う
UFOに拐われ未知の女を揺らしたい
現世にマリアを求める馬鹿男
バックライトのテレビは腰に来る
僕の工事で鼠が捕まりやがて死ぬ
You Are The Reason‥な訳ねえべ
遊び女は「糸」を唄ってよく泣いた
みずほの暗証番号は遠い逢瀬の夜
素朴な葡萄が一番美味しい
解り易い「たまには独りがいい」
なぁ窓外のお月さんよ…

文 / Shohei Muto