Father’s Image

Father’s Image

これは、私が50歳の時、初めて描いた絵らしい絵

チャコールペンでの線描写

オヤジは僕よりずっとハンサムだったので、まさしくこの通り・・

とても厳しいオヤジだったので、ほとんど話をしたこともなく

まして、さしで会話したこともない

亡くなる数日前に、病院へ見舞に行った際、

ベットの横に座る僕に気付き、

オヤジは僕にすっと手を差し出した

僕はその手を握り返した

すると、オヤジは、それまで僕の知らなかった優しい顔を見せた

それでも、会話はなかった。

オヤジには常に女の影が付きまとい、

母親の悲しむ姿ばかりがあった

いつしか、僕の中の敵になっていたのだろう

心が不安定になると、いつもオヤジの墓参りに行く

墓石の前ではあるが、今初めて会話が出来ている。

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