Takako Ugachi 

Takako Ugachi

僕は、Galerie#1317に届いた作品は「実物」をすべて見ているので、

その感想を・・

Takako Ugachi さんの作品を観て、率直な感想を記したいと思います。

僕は、日本の写真協会の人たちがどのような人たちなのか?

また、その中でTakako Ugachi さんがどのように評価されているのか?

どのような立ち位置なのか?分からないので、見当違いなことを

言っている可能性はあります。

率直な感想・・・日本の写真協会の人たちのほとんどは、

彼女の凄さを分かってないんじゃない?と、危惧してしまいます。

理由・・・従来の写真家の多くは色彩に疎い。

カメラは、元々はメカなので、モノクロでアナログなので、

暗室でどうのこうのと・・写真家というよりも技術屋さんが多い。

いかに記録するか?ということで、アートとは縁の薄い人たちの集まり?

モノクロに拘った変にストイックな人たちとか、哲学的になっちゃう人とか、

特に年配の人たちには、”楽しんでる感”が感じられない。

Takako Ugachi さんは従来の写真家の範疇を超えた

(芸術家というより)アーティストなのです。

彼女は”色彩の写真家”なので、

彼女の色彩の奥行まで踏み込んで観れる写真家(評論家)は

かなり少ないと思われる。

また、彼女の狂気じみた(時には、変態的な)な美意識を

心地よく受け止める写真家(評論家)もほぼほぼいない。

その地域(日本)で抜きんでた人は、本来あるべき評価を得られない。

理解者が極端に少ない。

・ 

写真の世界では、日本はある地域・ローカルでしかない。 

なぜなのか?という一番の理由は、

写真家を育てるという社会的(文化的)フォローがない。

メーカー主体の展示会など観に行く気がしないのは、 

アートとは程遠い、カメラの性能ばかり競う展示会になっているからね。

海外で勝負した方が良いと思う。

Takako Ugachi さんには彼女でしか持ちえない誰とも違う感性が確実にある。

個性が際立った人でないと、海外では通用しない。

(ちなみに、パクリ上手が通用するのは、ローカルなエリアまで)

実物を観て、少し気になったのが、

出力を少し明るく出した方が良いように思う。

観る場所の状況によって違うので何とも言えないけど・・

(注)色彩の写真家と言ったのは・・・色のトーンまで整えて

作品に出来る写真家は(このエリアには)ほとんどいない。

カメラというのは、(着物を羽織った人物を撮ると)

物理的にしっかり写し込んでしまうので、色がハチャメチャになってしまう。

風景写真でも同様なことが起こってますが、

自然のままを写し込んだということで、

人はそのハチャメチャさを許してしまう。(僕は許しませんが・・笑)

(紅葉なんて、そのまま撮ったら、目が痛くなって、見てられないよ)

この国では、あるがままの自然も芸術としてますが、

西洋では、絵・作品にするには、

自然は無秩序なので、アーティストが秩序立てると考えます。

日本人の描く風景画と西洋の人たちが描く風景画は捉え方が違うんです。

・・一般的な話ですが。

この国では、有難い自然という考え方がベースにありますが、

西洋の人たちにとって、自然は驚異(冬には、-10℃)なので、

対峙する自然であり、無秩序な自然なのだから、

秩序立てる(奢り?だと思うが)という考え方をします。

アートというのは、人工的な人の手を加えたもの・・という意味があって、

彼らの中には「自然に生かされる人間」という概念がない。

アニメが特に西洋で受けるのは、

日本の「自然と人間の在り方」がクールだからです。

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