1901~1904年 青の時代 (ピカソ) (Picasso’s Blue Period)
「ピカソは友人の死によるショックから、このような苦悩、悲哀などが作品にみられる・・」
・・・というのが、当時も今も通説となっている。
この”通説”なるものがまかり通るのは、
それを書く者も、読む者も納得できるからである
そして、あたかも真実のように語り継がれる
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私が思うには・・
思春期の終わりを迎えるときの一過性の「切なさ・やるせなさ」ではなかったか?と、思える
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ベートーベンの作品を語るとき、
彼が向き合ったであろう「苦悩」をセットにして語られている
様々な苦悩を乗り越えたところに作品が生まれた・・と
この通説も同様であると思われる
彼が苦悩したのは
世間と隔絶した”世界”に生きていただろうし
作品の崇高性を考えれば、現実の世界で、彼のよき理解者などいるはずもない
そこに孤独・苦悩はあったと思われる
苦悩を乗り越えた先に作品が生まれる・・というのはウソで、
創作活動こそが、唯一彼が(世間という通俗性から)解放されるときであり
喜びの時間であったに違いない
限られた時間を生きることに真に向き合えば、誰氏にも「苦悩」はある
”崇高な苦悩” なるものがあるのかどうか・・僕には分からない
ただ一つ言えることは・・
苦悩が作品を創らせる・・と言うことはなく
作品の中に苦悩が見られるというなら、それはしごく当然なことである。
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この作品について・・・
モデルの心情を如実に写し撮ってると確信している
プライベートなことでもあるので、詳しくは書けない。