
こころにカサブタが沢山ある オロナイン軟膏とか 絆創膏を差し伸べてくれる人が居るけど なんか申し訳なくて 情けなくて もっかい自分で剥がして 傷を化膿させたり流血させたり そんな日々で もうそんな優しい応急処置さえ 鬱陶しいと思ってしまう自分も嫌いで 古傷が無くなることもないけど もう増やすのも増えるのも嫌で仕方がなくて 毎日明日に怯えてる Essay & model : K.S.

あんなご立派なそれっぽい記事が出ると
何か凄いことをしてやろうだとか
誰も見たことがない物を作らなきゃだとか
そんなこんなで冬は勝手に冬眠をして
しばらく創作から離れていた。
軽くスランプで縫う事自体
己と向き合うみたいなのがキツくなった。
だって我は別にアカデミー賞を取ったりもしてないし
学校も卒業してない落ちこぼれだもん。
不幸の瘡蓋を無理やりひっぺがえしたり
わざと絶望に追いやるドーピングをせずに
果たして納得のいくようなものが作れるのか。
自殺しそうなギリギリの友達から
ストップはしなくても良いけど
爆弾がなくても
カオスさんから出てきたやつは
全部カオスさなのでそれだけで充分格好良いんです。
爆弾は爆弾でも花火が良くて
モノは一緒でも作り手の気持ちが違うんだ。
ハッピーが1番だろ。
みたいな手紙が見つかった。
ある友達からはぬいぐるみって
みんな笑ってるから
好きなんすよねって言われた。
ある友達は何も言わず
みんなの頭の中にだけ記憶を残して
この世を去った。
この苦悩と葛藤と絶望と
好きだった人の思い出と
生死を彷徨った呪いの部屋から脱出して
新たな環境で我自身の再構築をする。
最期に出来ることは
約4年半住み続けた部屋にあるたくさんの廃材を使って
happyな物を生み出す事。
いま縫って縫って縫いまくっている。
5/20.21で引っ越し前の断捨離フリマと
happy呪物を売ります。是非きて。

みんな何かを失って 壊れている 壊れた所を治す術も分からず 平気なフリを身に付けて 過去に戻れたなら 未来を知れたらなら そんな叶いそうにもない幻想に想いを馳せて 戻っては来ない時間も人も空間も この先分からない運命も出会いも出来事も それだけは全員が平等で不明瞭 壊れて張り裂けそうな心を無にして 朽ちてく肉体を動かして 今日も何とか平気なフリして 不明瞭な未来を生きる Essay & model : K.S.

だいぶ前
人を拒絶してた頃
ファミレスで金魚の図鑑を切り刻んで
使えない糸屑を拾い集めて
無心にコラージュしてた時期があって
平和ボケしそうになるけど
その時の気持ちとか
創作とかに負けてちゃ駄目よなーって思って
今いろんなものを吸収している途中。




絶対や永遠という言葉がよく使われるが そんなものは存在しなくて 時に前触れもなく、 ふとした瞬間に失ってしまう事がある。 心地が良いな、ずっと続けばいいなと 思っていても呆気なく。 人間は愚かな生き物だから 失ってから気づく事が多い。 あの時どうすれば良かったのか どうしたらこんな結果にならなかったのか 過去の自分を呪う。 ただ、呪ったところで いくら自分を責めたところで 失ったものは戻って来ない。 あー、しょうもないな。 大事な物ほど儚いものなのだから。 仕方がなく、肩を落として前に進む。 Essay & model :K.S.