
写真家なら、いつからでもなれる
50年生きてきたなら、50年の人生を「絵」にすればよい
絵画ではないから、デッサンからとか、ややこしい下積みはいらない
・
インスタ映えする写真とかが受けているが、あれは一時の流行り
・・というか、写真によるコミュ、文字より説得力があるしね
・
写真家なら、いつからでもなれる
僕なんかは60から始めた
歳をとって始めることのメリットは、既成概念ができない
すぐに忘れてしまうから、こうすれば上手く撮れるとか、、、
そういう方法論が身に付かないということ。
良くも悪くも、経験値を積み重ねることはできない
記憶することが難しいので、いつも新鮮に被写体と向き合える
・
今、世界ではフォトショップをどれくらい使いこなせるか?
・・というのが、若年層の競うところ
手段で競っても意味がないことくらいは、ある年齢が来れば誰にでも分かる
この人たちの中にも、優れた才能の持ち主はいるのだろうが、
それは、ごく一部
・
写真家にはいつからでもなれる
他のジャンルにはないことだよ、いつからでもなれることって。
その証拠に、著名な展示会へ出かけてごらん、
年長者ばかりだから。
20じゃ鼻たれ小僧、30代は駆け出し、40~50で中堅、
60でやっと一人前・・
だから、60~80歳くらいが最も味わい深い写真が撮れるのかもよ。