絵画と写真に要する時間の差

絵画にも写真にも、どちらにもその制作に縁のない人は

絵画の方がずっと時間がかかると思っているでしょうね

白紙のキャンバスから始める絵画と、

シャッターを押せば瞬時に撮れてしまう写真と考えれば・・

展示用であれば、長辺1mのキャンバスと画像を制作することに

どちらにより多くの時間を要するか?です

僕の場合で言えば、写真の方により多くの時間と労力を要します

撮影では、モデルをだれにするか、

このモデルなら、背景はどうするか・・

場合によっては、幅2m40cmで長さ6mのキャンバスを用意する

アクリルや水彩などを使って背景画を用意することもある

そして、ライティングテストのために数百ショットの試し撮り

撮影準備完了

モデルさんが来られて、5000ショットくらいは撮る

ただ、セレクトには時間はかからない

撮っているときに既に使う写真は決まっている

最後に編集ですが、30分で済んでしまうこともあれば、10時間を要することもある

 

 

 

 

 

Model : Kimiko Nakahara

Gift : 神からの授かりもの

私には特別な宗教はなくとも、神の存在は感じている

肉体を精神の宿る「殻」と考えるか

少なくとも、

肉体(という殻)が「神からの授かりもの」であることだけは、この画像で実証できた

ただ、精神の領域となると・・・神はそこまで干渉しないのでしょうね。

 

ヌード撮影現場・安全第一

例えば、電車や飛行機、食品管理、様々なインフラなどと同様に

「撮影現場」も安全第一なのです

この撮影は私のスタジオ内ですが、モデルと私の二人だけの撮影です

第一はモデルの安全、ヌードは最もプライベートな画像となりますから

画像のキープには特に気遣います

・・・ここに載せてる画像はすべてモデルの許可を得てます

時には”危険”なモデルもいますから、私自身の”安全”も考えてます

撮影を始める前に「契約書のサイン」をします。

・・・ヨーロッパなどでの展示会では

この「写真家とモデルの交わした契約書」が必要になることもあります

また、その後発生するかもしれない様々なトラブルへの対処にもなります

画像そのものには、有害な画像はあっても、危険な画像はありません

その意味では、アートには「安全」は必要ありません

 

 

ランジェリーでの撮影

僕は下着には特別な興味はないので、ランジェリーで撮影することは少ない

女性からランジェリーでの撮影の要望があれば、それに応えている

見えてはならない部分はほとんど隠れているので

公開する場合のセレクトに制限は少ないし

撮影現場でも特別な気遣いはいらない

ただ、僕の考えている「アート」とは遠のいてしまいそうなこと・・

写真を絵画のように編集する

私自身が元々は絵描きであるからだろうか、

絵画のように編集してしまうことが多々ある

この画像の編集手順を記しておこう

先ずは撮影現場から・・

ライティングは向かって左斜め上から

・・スポットライトのような直径2m位の範囲に絞っている

昼間の撮影なので、右斜め手前の窓から自然光が柔らかく差し込んでいる

ISO 100     F 2.8  シャッタースピードはかなり遅いので三脚を使用する

少し暗めに撮っておくと編集しやすい

上からシャドーを入れる、そして、周辺にも薄く暗めに

そして、輪郭を強める「(シャープを効かせるるのではなく)スケッチ加工」をしてみる

好きな色を基準値にとって、モノクロにして、その後にセピア加工を試みる

このセピア加工は、少し明暗を強めに、暗めにすると良いように思う。

注意点は、スケッチ加工をすると画質が劣化するので、

サイズの大きい出力には適さない。

 

写真の勝負所

技術的なことじゃなくて、アートとしての写真の勝負所

カメラ側でどのように設定しようが、

こういう撮影では色彩がギラギラになってしまう

そのギラギラな色をどのようにして抑え込むか!?が勝負所だと思ってます

ここに見える赤とか青紫色とか、原色(原画の色)とはかなり違います

フォトショップなど、難しい編集ソフトを使わなくても

簡単に色彩コントロールする方法があるんです

”企業秘密”なのでここに記すことはできませんが・笑