美術モデル

美術モデル

普段はデッサン会などでの美術モデルをしてる。

・・すっと美しいポーズがとれる。

ポーズは、短ければ1分~5分、長くなると20分の固定ポーズもある。

ポーズを固めることに慣れているので、撮影しやすい。

被写体となるのに慣れない人は、落ち着きがない・・

というより、ポーズのとり方が分からない。

僕は、あれこれ注文は出さない・・

それでも、300~500ショットくらい撮るうちに

ある種の感覚をつかんでくれる。

否応なく、シャッターは切れていくので、

あきらめに近い心境になるのかもしれない。

model : Sei

「後ろ姿」

「後ろ姿」

生き急がないで

立ち止まって私を見て

モタモタしないで

私を切り取ってガクの中に閉じ込めて

貴女はいつだってそうやってわがままで困らせるんだ

その後ろ姿で

僕は後を追って走りたくなる

前を行って道を作りたくなる

貴女から目が離せなくなるんだ

色んな角度から貴女を見たくなる

でも貴女はわがままで気ままだから

気付くと居なくなっていて

僕は途方に暮れる

何日も何日も

もしくは何年も?

貴女を追っている僕かいる

あの時貴女を閉じ込めておけば良かった

人間味のある貴女に恋をして

貴女の後ろ姿から目が離せなくて‥

今は何処にいるのかわからなくて

林の中を亡霊を追いかけるように

探りながら走っているんだ

枯れ木に当たりながら

いつかまた貴女が現れるような気になって

ずっとずっとあの時の後ろ姿を追っているんだ

作:まや★

モデルと写真家の関係

モデルと写真家の関係は、役者と監督の関係と似ている

台本を渡された役者は、撮影前に既に役作りをしてくる

それと似たように、写真撮影もコンセプトが決まれば、

モデルは、そのイメージ作りをしてくる

問題なのは、モデルと写真家の相互に作るイメージが

甚だしく隔たりがある場合

撮影の回数を重ねながら、お互いに歩み寄るしかないこともあるし、

モデルによっては、注文も出さずに、こちら側から合わせることもある

また、詳しく説明しながら、こちらからモデルに理解を求めることもある

この撮影の場合は、「浮世絵」のような作品にしよう!

というのが、僕の求めるコンセプト

「表情もポーズもカメラ目線にならない」

    ・・これは、いずれの撮影でも同じ

「顔は無表情で、意識した作り込んだようなポーズはしない」

”絵になってほしい”と言うのが僕の注文

無表情で意識的でないポーズを・・・と言われたら、

モデルとしては、カメラの前へ立ちようがない・・とも思う

そういう無理な注文を出してる自分もいる・・