「モノとは向き合えても、人とは向き合えない」

塾長歴50年

これまで、いろいろな生徒と向き合ってきました。

最近特に気になる”テーマ”として、

「モノとは向き合えても、人とは向き合えない」

そんな子が増えてきてます。

スマホを与えられてる子供に限られますが、

ゲーム、SNS、さまざまなインテーネットの普及から

不登校など、現実の人間関係をキャンセルした子供でも

”外の世界”とのコンタクトをとり続けることは可能です。

スマホのない時代ならば、

ひとり引き籠り、病んでしまう事態に陥りますが、

それらを避けることができます。

・・・これまでなら、深く病んでしまい、精神科へ入院せざるおえない状況へ追い込まれた子供たちを多く見てきましたが、スマホの普及とともに、”外の世界とのコンタクト”を維持することができ、孤独を回避できるため、最悪の事態(入院)には至らないですむケースが増えてきたように感じてます。

・・ですから、”危ないな・・”と見える子には、(親に)スマホを買ってあげてください・・と助言するようにしてきました。

っで、何が起こるか?と言えば、

その子は引き籠りは続けますが、病むところまでは行かないですむんです。

ゲームにハマる男の子であれば、(ゲームは競技なので)会ったことのない年上の人たちと出会えることになります。そこでは、当然、ライン上とはいえコミュが成り立つわけで、孤独に陥ることを回避できることになります。

でも、よく考えてみれば、

ミクシーやFBで知り合った人とあたかも旧友とのように待ち合わせ、

その後も、友人になるような経験をしてきてます。

ですから、ゲームで知り合った人と(これまで引き籠っていた子が)外で待ち合せる‥なんてこともあるそうですから、何がきっかけとなって、(引き籠っていた子が)改善に向かって行くのか・・予想だにしなかったことも起こります。

出会い系アプリで交際が始まるケースも同様なのでしょう。

モノ(デジタル媒体)の助けをかりて人との出会いがあれば、(仕事仲間などの)周りに気遣うこともなく、より深いコミュを見つけていけるのでしょう。 

「モノとは向き合えても、人とは向き合えない」

Published by

不明 のアバター

Tetsuro Higashi

I was born and brought up in Tokyo Japan. Now I teach mathematics . At age 20 I took up painting. I took up taking photos before 5 years. I have learned taking photos by myself . I grew up while watching ukiyo-e and have learned a lot from Sandro Botticelli , Pablo Picasso. Studying works of Rembrandt Hamensz . Van Rijn, I make up the light and shadow. * INTERNATIONAL PHOTO EXPO 2015 / 26 February ~ 31 March Piramid Sanat Istanbul, Turkey * World Contemporary Art 2015 Nobember Piramid Sanat Istanbul, Turkey * Festival Europeen de la Photo de Nu 06 ~ 16 May 2016 Solo exposition at palais de l archeveche arles, France *2016 Photo Beijing 13~26th October *Sponsored by Tetsuya Fukui 23 February - 02 March 2019 Cafe & Bar Reverse in Ginza,Tokyo,Japan *Salon de la Photo de Paris 8th – 10th – 11th 2019 directed by Rachel Hardouin *Photo Expo Setagaya April 2020 in Galerie #1317 *Exhibition NAKED 2020 in Himeji    Produce : Akiko Shinmura      Event Organizer : Audience Aresorate December 1th ~ 14th  2020