
「カメラに媚びないモデル」が持つリアルとフェティシズムの境界線
私がこの作品を撮影するにあたって最も意識したのは、「演出されていないように見える演出」という一見矛盾したコンセプトをどう写真として成立させるか、という点だった。古びた洋間、くたびれたレザーソファ、そして下着姿のモデルという構図は、一歩間違えればあからさまなエロスに落ちかねない。しかし、私が求めていたのはそういった類の視線誘導ではなかった。むしろ、モデル自身が持つある種の「無関心さ」や「放置感」、さらには「開き直ったフェチズム」こそを視覚的に記録したかった。
model:nyataoshi ( Instagram ) photographer : syuppo

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