Nikon で撮る
最近ではニコンも事情が変わったのだろう・・メインテナンスでも高額な料金を取るようになった。 一昔は、一律1000円であったが。


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かつて私がまだ写真の「駆け出し」だった頃、65歳という年齢にもかかわらず、アートの世界に足を踏み入れたばかりの時期がありました。その頃、私の作品はまだ世間の評価を受けていないもので、試行錯誤の中で自分のスタイルを探し、創作に取り組んでいたのです。私の作品は一見すると未熟に映ることが多く、観る人によっては何かしらの欠点が見えるものでした。そんな中、ある出来事が今でも強く印象に残っています。
当時、Facebookを通じて、ある方からメッセージが届きました。その内容は、「編集が拙いから、私が編集し直してやろう。原画を送ってください」というもの。今振り返ってみれば、非常に失礼な申し出でしたが、当時の私はまだ未熟で、自分の作品に対する自信も揺らいでいました。そのため、否定的な意見にも耳を傾けてしまいがちでした。
もちろん、私はその方の申し出に応じることはありませんでした。なぜなら、自分の作品は私自身の表現であり、他者の手によって変えられるものではないと信じていたからです。どんなに未熟に見えたとしても、それが私の創作の一部であり、試行錯誤を通じて成長するための重要なプロセスだったのです。
その後、私は写真を通じて徐々に評価を受けるようになり、世界的な展示会に出展する機会を得ることができました。それを聞きつけたのか、以前のような失礼なメッセージは途絶えました。その時、私は初めて、自分の作品が評価されることの喜びを感じるとともに、他者の意見に振り回されることなく、自分の信じる道を進むことの重要性を再確認しました。
私の作品は今でも、時には未熟に映ることがあります。素人目には技術的に欠けている部分が見えるかもしれません。ですが、アートは技術だけではありません。むしろ、作品に込められた感情や思想、そして独自の視点こそが本質であると考えています。知的好奇心が豊かで、アートに対する感受性の高い方々には、私の作品が持つ独自の魅力が伝わることもあります。そうした方々からの評価や共感は、私にとって非常に大きな励みとなり、創作活動を続ける原動力になっています。
写真を始めた当初、他者からの批判やアドバイスに惑わされることが多かった私は、次第に自分の作品に自信を持つようになりました。それは、自分自身がどのような作品を作りたいのか、何を表現したいのかを深く掘り下げ、自己の創造力を信じるようになったからです。そして、アートの世界においては他者の評価に左右されることなく、自分自身の視点を大切にすることの大切さを学びました。
結果として、私は自分のスタイルを確立し、写真を通じて自分自身を表現する手段を見つけました。そして、その表現が他者に伝わり、共感を呼ぶことができた時、私は写真家としての大きな達成感を感じます。たとえ素人目には下手に見えたとしても、それが自分の表現であり、自分だけの作品であることに誇りを持っています。
創作の道は、常に自分との対話であり、他者との比較ではありません。アートにおいて最も重要なのは、自分自身の視点や感性を信じること。そして、その信念を持ち続けることで、他者にもその価値を伝えることができるのだと実感しています。

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この画像はNikon 810 で撮っているが、たぶん、100万ショット以上切っていると推定できる。 いつ壊れるのか・・と恐れながら撮っていたら、最近になって、状態が悪くなった来た。
それで、Nikon 780 を手に入れることになった。 理由は、コンパクトで持ち歩きに便利で性能が良さそうなこと。

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Tetsuro Higashi Photograph collaboration