
裸体モノクローム
肌色を捨てた
影と光だけが残る
裸の体は真実を語る
色彩の嘘を脱ぎ捨てて
骨の音が聞こえる
筋肉の動きが詩を紡ぐ
呼吸がリズムを刻み
静寂がすべてを包む
ここには色がない
ただ、形がある
ただ、存在がある
ただ、生きている証がある
線と曲線
陰と陽
すべてはひとつになり
また分かれていく

君の裸体は風景だ
遠い山脈の稜線のように
近くて、遠い
触れられるけれど届かない
モノクロームの中に広がる宇宙
それは無限の色を内包し
見る者の心に映し出す
真実と、幻想と、夢とを
ひかりを感じるのではなく 影を読む
そこに詩がある
そこに、君がいる。
Photo & Essay 「女体が編む永遠の歌」
Photo & Essay ~ 憂いの中の満たされている私 ~