
「幾億回の…」
一日中死んだように薬を飲んで寝倒した夜
やっとシャワーを浴びて
いつも以上に強く身体を擦った後
初夏の夜の風に当たりながら
ふと幸福を感じた
夜に流れるメロディ
冷えた水
隣で眠る猫たち
明日が雨でも関係ない
今 私が少しの幸せを感じられたのなら
感謝の念を持ってまた眠りに付けるのなら
それでいい
何度目に立ち上がった
何度目に感謝した
生きている限り終わりなんてない
全てに終わりがあり
始まりもまた ある
poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 12