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「醜いこと」と「汚いこと」
醜いことというのは、外見も内面も含めて(自身の中で)頻繁に普通に起こっていることであり、特別なことではない。 汚いことというのは、倫理観においても美的な感覚においても、人は本能的に歓迎しない・・・これはあくまでも言語的な解釈であるが、アートの世界においては”最もシビア”に向かい合うべきであると私は考えている。 何をもって「醜いのか?」、また、何をもって「汚いのか?」、それぞれ個人によって判断する感覚は違うし、その基準も多様である。
私の子供の頃は、捨て犬というのがうろうろしていて、やせ細って、その上、怯えていて・・僕の目には痛く醜いことであったと記憶してますが、その犬を汚いとは決して思いませんでした。 たぶん、生きるものの必然として子供心に受け止めていたからでしょう。 その捨て犬がうろうろしていた近くにはどぶ川と言われる生活ごみや油の流れる川があって、それは汚いと思いましたね、この汚さは必然ではなく人為的な原因よるものだからです。