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*18歳以上を対象とした紹介ページです。
SM的行為とは、成人同士が合意のもとで、主導する・委ねるという役割や、痛み、拘束、羞恥などに性的な意味を感じる行為を指します。 ただし、好みは幅広く、痛みを伴わず、役割や雰囲気だけを楽しむ場合もあります。
SMはサディズムとマゾヒズムの略です。より広い言葉である「BDSM」には、拘束や規律、支配と服従、サディズムとマゾヒズムが含まれます。これらは重なることがありますが、すべてを好む必要はありません。
心理の見地
SMへの関心を、単に「人を傷つけたい」「傷つけられたい」と理解すると、その人の体験を見落とします。人によって、次のような意味があります。
- 役割を委ねること:判断や責任から一時的に離れる感覚。
- 主導すること:相手の反応を受け止め、合意した範囲で関係を導く感覚。
- 信頼を確かめること:弱さや普段見せない好みを、相手に受け入れてもらう感覚。
- 非日常を経験すること:日常とは違う役割や緊張感への関心。
これは考えられる意味の例であり、全員に当てはまる説明ではありません。「仕事で責任が重い人はMになる」「Sは攻撃的な性格」といった決めつけもできません。性的な場面の役割と、普段の人格は別に考える必要があります。
身体と感覚の見地
同じ刺激でも、本人が望んでいるか、安心できるかによって受け止め方は変わります。しかし、心理的に快く感じることと、身体的に安全であることは別です。興奮や信頼があっても、傷害の危険がなくなるわけではありません。
特に首の圧迫や呼吸・血流を制限する行為は重大な危険を伴い、本人が話したり同意を撤回したりできなくなることもあります。
関係性と同意の見地
合意したSMで大切なのは、表面上の役割にかかわらず、双方に拒否・変更・中止する権利があることです。主導する役割を引き受けても、相手を自由に扱う権利を得るわけではありません。
同意は「一度承諾したら最後まで」というものではありません。行為ごと、その時々に必要です。中止の合図を決めることに加え、沈黙、硬直、反応の変化にも注意する必要があります。終了後に身体や気持ちを確かめ合うことも、関係を支えます。
「嫌だ」と伝えても続ける、断ると怒る、愛情を証明するために要求する、といった状況は、SMという言葉で正当化できません。
精神医学の見地
SMへの関心があるだけで、精神疾患とは判断されません。 精神医学では、非典型的な性的関心と、治療を要する障害を区別します。本人の強い苦痛、生活への支障、他者への危害や同意のない行為などが、評価で重要になります。
また、SMを好むことだけから、過去の虐待や心の傷を推測することも適切ではありません。その人の背景は、本人の話を通じて理解する必要があります。
社会・文化の見地
映像や文学では、SMが「絶対的な支配」「激しい行為」として強調されがちです。その表現から、実際の関係にも同じ振る舞いが求められると考えると、相手への誤解が生まれます。空想として好むこと、鑑賞すること、実際に経験したいことも、それぞれ異なります。
SMを理解するうえで中心になるのは、行為の激しさよりも、本人が何に意味を感じ、双方がどこまで望み、自由にやめられる関係になっているかです。






