
「ピリオド」
ピリオドを打てないのには理由があった
その訳があまりに情けなくて
あまりにバカらしくて
繋がる意味を軽率にする
人と人が関わる時
共に人生を歩もうと手を取り合う時
見えなかった もしくは 見たくなかったものが
見えてしまう時がある
さらけ出さなければいけなくて
さらされて手に負えないことも
どれだけ色恋を語り合って
どれだけ涙を流して愛していると叫んでも
片方だけの想いでは成り立たない
最後に残るのは ピリオドをきちんと打てるか?という事

今 ピリオドが「…」となり
毎日頭を過り
「これきり」に出来ない訳があるせいで
また苦しむ
それでも前を
それでも私の人生は進み
良い事も悪い事も毎日起きて
生きている事に疲れたと思った途端に感謝したり
「…」が「.」に変わる時が来るのか?
五月の冷えた雨音に
少し冷静になる事を教わった
poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi

Poem / Photography 8