
決意
猫の背中を撫でながら
呟いた
「一緒に居られれば、それでいいよね
…」
猫は少し不安そうに私を見た
「大丈夫、ずっと一緒だよ。心配いらない」
猫が「ニャッ」鳴きすり寄る
大粒の涙が溢れ落ちて
私はまた決断を迫られた気になった
変わらなければ…
一夜明けて春めいた陽気に
小鳥が窓の外で鳴いている
ぼんやりと昨夜のことを考えながら
私はコーヒーを飲みながら
また変われずにいる自分に気づいた
変わるのって難しい
でも意識する事は出来る
きっとその意識の連続が
結果として変化になるのだろう
隣で眠る猫たちを眺めながら
哀しげではあったが一日を始めた
朝目覚めたこと
猫たちと屋根のある場所で一緒に居れること
今日こなすことを思い浮かべて
「さて、やるか!」と
腰を上げた
poem : Maya Inoue / photo : Tetsuro Higashi
Poem / Photography 「写真詩集」