飾らない人物の魅力をどう写すか――奈良岡にこ「素。」

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縄をデコレーションすることはけっこう難しいのです。 理由はいくつかあって、一つは、縄というのは”いい仕事”するので、それなりの時間をかけて配置しなければなりません。 ヌードの女性を前にして、ああだのこうだの・・迷っているのは変なんです。 さっさっと、スマートにデコレーションしていかないと。 縄の配置は、体の周囲であれ上であれ、私の手と女性の体が接触することがあるのです。 もちろん、意識的に接触していることでないことは、モデルさんは分かるでしょうが、やっぱり、いろいろと気遣いするのですね。 デコレーションというのは、絵画を描くときに自分の世界に入ってしまうことと似ていて、ヌードの女性を目の前にしている・・という”現実”を忘れてしまう瞬間もあるのです。 そういう風に没頭していくようでないと、いい撮影にもならないのでしょうが・・

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飾らない人物の魅力をどう写すか――奈良岡にこ「素。」

人物写真で興味深いのは、作り込まれた美しさだけではありません。 ふとした表情、自然な仕草、身体のライン、視線、そして被写体が持つ「その人らしさ」。 そうした瞬間を写真として残すことも、人物表現の大きな魅力です。

「素。奈良岡にこ【グラビア写真集】」は、 タイトルにもある「素」という言葉を意識しながら、 一人の人物が持つさまざまな魅力を写真で楽しめる作品です。

クリエイターの方は、鑑賞するだけでなく、 モデルの表情、ポーズ、身体の向き、カメラとの距離、構図、光の当たり方などにも注目してみてください。 「この人物の魅力を、自分ならどのように撮影するだろうか」と考えることで、 写真集は人物撮影のための視覚的な参考資料にもなります。

人物写真を研究するなら、「完成した写真」を見ることから。
モデルの個性をどう捉えるか。 どの瞬間を選ぶか。 どこまで近づき、どこに余白を残すか。 一枚一枚を観察することで、自分自身の撮影について考えるきっかけになります。

1,980円という比較的手に取りやすい価格なので、 人物撮影やグラビア表現を研究している方が、 写真集を一冊の「見る教材」として加えてみるのもよいでしょう。

素。奈良岡にこ【グラビア写真集】

1,980円

※価格・販売状況・収録内容等は販売ページをご確認ください。

”緊縛”とは違った世界観を確立したい

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Tetsuro Higashi

Tokyo Japn Photographer

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