
はい。かなり増えています。しかも2025~2026年は、「AIで作った音楽をYouTubeで聴かせる」こと自体が一つのジャンルになりつつあります。
ただし、「AI制作と思われる」というだけで断定するのは危険なので、以下では①運営者がAI利用を明示している、②チャンネル説明でAI制作を明示している、③外部資料でAI音楽チャンネルとして確認できるものを中心に挙げます。
日本のAI音楽系YouTubeチャンネル
| チャンネル | AI利用 | 特徴 |
|---|---|---|
| AI MUSIC JAPAN | 明示 | J-POP、アニソン、K-POP、アンビエント、ダンスなど幅広い |
| AI Music Re:Born | 明示 | J-POP・歌謡曲・洋楽をAIでカバー/アレンジ |
| K SIMON | 明示 | 人間の音楽経験+AIによる制作 |
| Takako_AI_Sound | 明示 | Sunoなどを使ったオリジナルAI音楽+MV |
| DAJI – AI Music Channel | 明示 | AI音楽+VTuber、24時間型 |
| AI Music Studio | 明示 | AI作詞・作曲+AIシンガー |
| AI Creative Music | 明示 | AIによる80~90年代風シティポップ、AORなど |
| AI Music Video | 明示 | 音楽・映像ともAI制作 |
| hirokiSTYLE【AI music】 | 明示 | AIオリジナル曲+MV |
| Funny J-POP | AI+人間 | AIを使ったJ-POP再解釈 |
たとえばAI MUSIC JAPANは、チャンネル自身が「最先端のAIが生成する」音楽を扱うと明記しています。J-POP、アニソン、K-POPからアンビエントまで扱っています。(YouTube)
AI Music Re:Bornは、J-POP、歌謡曲、洋楽をAIでカバー・アレンジするチャンネルで、2026年8月時点で登録者約1.5万人と確認できます。(ビットスターデータベース)
特に注目したいのが「K SIMON」
これは単純な「AIに全部作らせました」というチャンネルとは少し違います。
K SIMONは、40年以上ドラムを演奏してきた音楽経験者で、「AIだけに任せるのではなく、人間とAIの協働によって音楽を作る」という考え方を明確にしています。2026年時点で約6.7万人の登録者が確認されています。(Creator Contacts)
これは今後のAI音楽の方向性を考えるうえで、非常に興味深いモデルです。
AIが作曲家を完全に置き換える
ではなく、
人間の音楽家+生成AI
という方向です。
「AI音楽だけ」で大きくなっているチャンネルもある
海外ではさらに顕著です。
AI音楽クリエイター向けの2026年のチャンネル紹介記事では、808Plist、unnie memo、Elymiar、salang log、heaven hazy、midnight haru、napseaなど、AIで作った楽曲を中心に投稿するYouTubeチャンネルが多数紹介されています。コミュニティでは、これらの多くがSuno AIを使っている可能性が指摘されています。(Reddit)
ここで面白いのは、
「AI音楽を作るチャンネル」
と
「AI音楽を聴くためのチャンネル」
が分化し始めていることです。
さらに面白い「AI × 懐メロ」
2026年に日本で急速に注目されているのが、AIを使った昭和・平成J-POPの再構成です。
たとえばNorinori CoreというYouTubeチャンネルは、1970年代から2020年代までのJ-POPを、AIを利用した非常に特徴的なリミックスにしています。
日本の音楽メディアでも2026年7月に取り上げられ、AIによるJ-POPリミックスの新しい潮流として紹介されています。(The Japan Times)
これはかなり重要です。
AIによって、
「あの曲が、もし1980年代のシティポップだったら?」
「この曲をAORにしたら?」
「昭和歌謡を現代的なR&Bにしたら?」
という**音楽的なif(もしも)**を大量に作れるようになったからです。
「AI制作っぽい」チャンネルを見分けるポイント
YouTubeを見ていて、
「これはAIで作っているのでは?」
と思った場合、次の特徴があります。
① 投稿頻度が異常に高い
毎日数曲、あるいは1日に何本も投稿。
これは生成AIとの相性が非常に良いです。
② 曲調が非常に均一
例えば、
- 女性ボーカル
- シティポップ
- 夜
- 雨
- 東京
- ネオン
というテーマを大量に展開。
③ 人間の演奏者が存在しない
作詞・作曲・歌唱・伴奏・MVまで全部デジタル。
④ サムネイルがAI画像
特に、
美しい女性+夜の街+ネオン+映画的背景
というパターンは非常に多いです。
⑤ チャンネル概要に
AI generated
AI music
Suno
Udio
AI singer
などの記載がある。
今後、最も伸びそうなのは「AIシティポップ」
個人的にはここが非常に面白いと思います。
現在のAI音楽では、
City Pop
AOR
Jazz
Neo Soul
Lofi
R&B
昭和歌謡
との相性が非常に良い。
特に日本の場合、
「存在しなかった1980年代の曲」
をAIで作ることができます。
例えば、
「1986年、東京・六本木の夜に流れていた架空のシティポップ」
という設定で、完全オリジナル曲を作る。
これは単なるAI音楽ではなく、
「架空の音楽史」
を作ることができます。
そして、これはYouTubeの新しい「料理番組」と似ています
先ほどの料理YouTuberの話とつなげると、とても面白いです。
料理では、
料理研究家 → YouTube → 個人チャンネル
という流れが起きました。
音楽では、
作曲家・歌手 → DAW → 生成AI → YouTube
という流れが起きています。
つまり今後は、
「AI音楽YouTuber」
という新しい職業・カテゴリーが成立する可能性があります。
そして既に、AI MUSIC JAPAN、AI Music Re:Born、K SIMON、Takako_AI_Sound、AI Creative Musicなど、その先駆けとなるチャンネルが出ています。(YouTube)
もし目的が**「実際にAIで音楽を作ってYouTubeに投稿して、収益化できるチャンネルを作りたい」ということであれば、次はかなり具体的に、「2026年に伸びているAI音楽YouTubeチャンネルTOP20」+「使用AI(Suno/Udio等)+登録者数+再生数+ジャンル+収益化の可能性」**まで調べると、チャンネル作りの参考になります。