予めモデルの個性を把握していた

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今まで使っていた背景画に手を加えて、このモデルさんに合わせてデザインしてみました。 これらの画像はトリミングしただけです。 

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今回は初めての撮影でしたが、予めモデルの個性を把握していたので、セッティングはスムーズでした。 そのモデルがそれ以前に撮影した画像などを参考にして、モデルの特性が把握できる情報をできるだけ多く入手しておく必要があります。 年齢はどれくらいか、身長は、体型はもちろん容姿、上背まで。 スタジオ内での撮影では、(過去画像を参考にして)およその身長を知っておかないと、背景のキャンバスの設定を誤ります。 

ネガティブな言動は慎むべし

逢田珠里依1st写真集「夏はジュリイ」

3,300円

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霧深いある朝、セーヌ川沿いにたたずむ古びたアトリエ

霧深いある朝、セーヌ川沿いにたたずむ古びたアトリエで、フォトグラファーのアンリはモデルのイザベルを待っていた。イザベルはパリの画壇で「生きるミューズ」と呼ばれる存在で、その妖艶な美しさと不可思議なオーラで多くのアーティストを魅了してきた。しかし、彼女と仕事をした者たちは、何らかの理由で後に謎めいた破滅を迎えるという噂もあった。

アンリは彼女の招待を受け、今日の撮影を承諾したものの、胸中には拭いきれない不安が漂っていた。その不安は霧のように形を変え、彼を包み込んでいた。

アトリエのドアが音もなく開いた。イザベルが姿を現したとき、その場の空気が変わるのをアンリは感じた。彼女は黒いベルベットのドレスを纏い、深紅の口紅が青白い顔を一層際立たせていた。

「アンリ、あなたが私を撮ることにしたのは正しい選択よ。」
彼女の声は静かでありながら、内側に激しい力を秘めていた。

アンリは何かを返事する間もなく、カメラのレンズ越しに彼女を捉えた。その瞬間、彼女の目が彼を捉え返した。視線の交差は刹那だったが、アンリにはその中に計り知れない深淵があるように思えた。

予めモデルの個性を把握していた

〈DMM限定〉【DMM専用特典カット・動画付き】すみぽん(高倉菫)1st写真集『offcourt』

4,250円

Photo Expo in Harajuku 2017

写真のストーリー性について、

私の推測と”妄想”を交えて、記していきます。

この最初の1枚の写真が

彼女の生涯を如実に語っているようでならない。

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model : Tamaki Wada

モデル歴も20年以上になるのでしょうね。 知性と品性を兼ね備えた人でもあり、私と彼女の間では”くだけた会話”をすることもない。 

したがって、プライベートに踏み込んだ会話をしたこともなく、彼女の”実像”は想像の域を出ない。

model : Tamaki との出会いは、7年前くらいだと記憶している。 年に1~2回の撮影を重ねている。 

撮影前には、「最近はどうですか?」などという月並みの会話から始まることも多い。 この人は根っからの写真マニアなので、業界に精通してることもあり、様々な情報を得られる。 僕が、日本の業界に疎いこともあり、新鮮な話を聞けることもある。

でも、正直なところ、私と彼女の間には”壁”がある。 その壁は私だけでなく、誰にも超えられない壁かもしれない。 彼女が僕に語った本心はたった一言「物心がついた頃には、カメラのレンズがいつも自分に向けられていた」。 父親が彼女を子供のころから記録し続けていたのだろう。 その愛は永遠に彼女を包み込んでおり、現在も、これからもずっと続いていくのだろう。

このモデルさんは、被写体モデルとしてだけでなく、役者としてのキャリアもある(ストーリー性)。 

2017年の展示会に使った作品。

Photo Expo in Harajuku 2017

その時、彼女が受付を手伝ったくださった。

普段はほとんど静的なポーズをとるが、

この時は珍しく動的なポーズとなっている。

日本の伝統的絵画(浮世絵)を見ていると、そこには”絵”だけがあって、時間の概念は存在しない、含まれない。 また、多くは奥行きがなく、平面で完結されている。 

したがって、浮世絵は縦と横の二次元の世界にあって、西洋絵画のような三次元を想わせる奥行きは持ち合わせないし、ましてや、時間の概念はなく、バルチュスの絵画のような時間軸を組み込んだ四次元の世界観もない。

ですから、ストーリー性を持たせるには、時間軸を組み込むことが意識的になされないとならない。 私は、浮世絵から多くを学んでいることもあり、ストーリー性のある作品は得意としない。

下の画像のように、三枚を並べて展示することによって、ストーリーを想わせる展示もあれば、一枚の画像の中にストーリー(物語)を想わせる作品もある。

僕は、ここ10年で50人以上の人を撮ったかもしれない。 その度に、撮影前に、撮影中に、撮影を終わってから、食事でもしながら色々な話をしてきたし、僕が聞き手になることも多くあった。 スタジオで撮ることが多いが、屋外で撮ることもある。 僕には話しやすいのか、(有難いことに)信頼されているのか、その人の”心の闇”を話されることも多い。 闇とまでは言わなくても、コンプレックスや心身の病みだったりする。 メッセンジャーの電話を利用して直接話すこともある。 僕は、感が良いので、その人の話の中に“闇や病み”が見えてしまうこともある。 その“闇や病み”は程度の差こそあれ、ほとんどの人たちが抱えている・・だからこそ、それを形(写真)にすることによって、発散しようとしているのか、シャッター音の刻みと共に、その人の人生を記憶として留めておきたいのかもしれない。

ところが、model : Tamakiさんに限って、それら(“闇や病み”)を感じたことがない、というより、彼女の中には存在しないのだろう。 その代わりと言ってはなんだが、”重い想い”を感じてしまうのは私だけだろうか。 その想いには誰にも近づけない、これから先、永遠の孤独を続けていくのかもしれない。 (私の勝手な解釈になってしまうが)そんな彼女の「 永遠の孤独 」をストーリーとして、ここに残せられれば?と思う。

 

この人は北海道出身である。 人にはそれぞれ、出身地によりその地域の”色というか香”のようなものがある。 ところが、北海道出身の人にはその色や香りがない、というか、大陸的とも言えるような解放感を感じさせる。 元々、この地域は日本じゃなかったし、”外国”なのかもしれない。 

東京に生まれ、長く住んでいると、自分は都会人であると思っているだろうが、このエリアは元々は地方出身者の集まりであり、”田舎者集団”であることに気付いていない。 生粋の東京人は少数派である。 

これは、僕の経験からだが、名古屋出身者とはなぜか、相性が悪い。 ”嫌な奴だなぁ”と思った人間は全て名古屋人であった。 天下のトヨタの本社があるのだから、このエリアだけは日本から独立すればよい・・などと、過去、思ったこともあった(冗談ですよ、マジにはいってません・笑)

品性というものはとても大切であると、改めて思うことがある。 

これは、一番最近の写真。 2020年の夏。 この時は、今までになく美しく見えた、聡明感のある美しさ。

世田谷区三宿、カフェ&レストランの前で。

豊洲・天王洲アイルにて。

2017年夏。

このドレスの赤は原色(実際)の赤とは違い、

私が色彩調整をしているが、

これほどまでに美しい赤を

これまで見たことがない。

たいていの場合は、この人はこういう人なのだろうなぁ~という想像力が働く。 ところが、この人に限っては全く想像がつかない。 お互いに、プライベートには踏み込まない・・という暗黙の礼儀みたいなものがあるのだろう。 やっぱり、僕にとっては別の惑星の人ですね。

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豊洲・天王洲アイルにて

夕方も過ぎて、既に夜になっていた。

九品仏浄真寺 秋  この画像について・・僕の一番のこだわりは、木の葉の影が顔にまだら模様となっている。 僕のこのような拘りは一般的には伝わらない(通じない)ようなのだ。 そのことが、とても残念でならない。

人の記憶というものは、当てにならない・・この写真はずっと昔に撮ったような気がする。 そう、20年くらい前のような気がしてならない(実際は4年前)。

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無駄な中に「ストーリー」が生まれてくる

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「アングル」はなぜ大切か? 上手に収めることではなく、いかに無駄に収めるか!にかかっている。 この画像は、左側に無駄があるようだが、その無駄な部分に、最も大切な「想像力・創造力」が入り込んでくる。 その無駄な中に「ストーリー」が生まれてくるわけです。 

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Photo Expo in Harajuku 2017

西洋の中世の絵画のような・・

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西洋の中世の絵画のような・・というのが、この撮影のコンセプト。 色数を出来る限り減らして、トーンを整えることに努める。

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無駄な中に「ストーリー」が生まれてくる

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あばら骨が浮き上がるヌード

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あばらが浮き上がるヌードって綺麗なのです。 人体解剖学的な見地でヌードを見ることはありません。 なぜなら、自然が与えたものの中で最も美しいものがヌードであるとするなら、それを科学的(物理的)に分解して、その根拠を探ろうとするのは、”神への冒涜”になってしまうかもしれない・・と、恐れ多いのです。

あばらが浮き上がるヌード

あばらが浮き上がるヌード

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あばらが浮き上がるヌードって綺麗なのです。 人体解剖学的な見地でヌードを見ることはありません。 なぜなら、自然が与えたものの中で最も美しいものがヌードであるとするなら、それを科学的(物理的)に分解して、その根拠を探ろうとするのは、”神への冒涜”になってしまうかもしれない・・と、恐れ多いのです。

柔らかく、妖艶で可愛いモデル:Tef

Tefは、柔らかな雰囲気と、ふとした瞬間に感じられる妖艶さを併せ持つモデルです。可愛らしい表情の中に、静かな色気や繊細な感情が宿り、見る人の視線を自然に引きつけます。

彼女の魅力は、華やかさだけではありません。力の抜けた自然な仕草や、わずかな表情の変化、身体の柔らかなラインが、写真の中に独特の空気感を生み出します。

Tefを撮影するとき、重要なのは決められたポーズを押しつけることではなく、彼女自身が持つ個性や感性の変化を丁寧に捉えること。可愛らしさと妖艶さが共存する、その瞬間の美しさを記録したいモデルです。

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モデルが代わればコンセプトも変わる・・ 僕はとても幸運だと、最近思っている。 とてもポテンシャルの高い多くのモデルと出会う機会を得ている。 ここに写っているモデルもそうだが、私にたくさんのインスパイアーを与えてくれる。 私が得るインスパイアーはモデルのよって(重複する部分もあれば)異なることも多い。 多くの作家がするような(モデルを)自分の形にハメようと思って撮影に臨むことはない。 モデルから受けた”鼓吹”を再現しようと試みている。

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長襦袢(ながじゅばん)

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どちらがどっちのヒップなのか?

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撮った私も区別がつきません・・どちらがどっちのヒップなのか? 大まかに言えば、かなり似てますが、パーツはけっこう違います。 でも、こうして見ると分かりません・・

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”縛られ役””いじり役”

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