私は、小説を読まない・・


私は小説を読まない

物語が好きでないのではなく、

それよりも興味深いものが沢山あったからだと思う

音から発せられるもの、ビジュアルから見えるもの

それらが優先されたからだと思っている

したがって、感覚ばかりが先行し、

言語による具現化された「他人の人生」を知らないまま生きてきたように思う

要は、人生のスタートで、他人の経験を疑似体験していない

・

これらのことから、

安易な人生を送ってしまったのかもしれないとか、

しないで済む失敗もしたかもしれないとか、

言葉で伝えればよいところを、それが出来なかったことによる誤解とか、

もう少しましな人生になっていたかもしれないとか、

いろいろと考えてしまう

・

とは言っても、

もう一度やり直せたら・・などという未練がましいのは性に合わない

人生は一度で十分だし、そう長生きしたいとも思ってない

過去を振り返るつもりはないし、後悔することもない

ただ、”自分が犯した罪(道義的責任)”から逃れるつもりもない。

Jorg Van Daele

Jorg Van Daele 

この作品は、彼のギャラリーの庭で撮影されたもの

僕が撮った画像ではないが、作品が伝わりやすいように少し編集してある

Jorg の代表作品の1つではないかと思っている

僕のお気に入りの一品。

・

彼と6日間、生活を共にして思ったこと、知ったことを記しておきます・・

この作品は、1本の岩からグラインダーやヤスリがけをして、削り出したもの

なぜ、このような色の違いや質感を出すのか?詳しいことは聞きませんでした

私は、写真や絵画など、2次元に還元することばかりしてるので、

本来、3次元の世界で生活しているにもかかわらず、

作品をどのように把握してよいのか、難しい

・

私が知る限りでは、

彼のライフワークは、世界中のあちこちで現地調達した岩を

「作品」にしていくこと

東欧の地域であったり南米であったり、今頃はインドのムンバイあたり・・

岩を現地調達することから、都会での制作はなさそうです

「Kiss Peace」 というタイトルを見たこともあり、

人種、宗教、国境、地域、富の格差などを超えたところに

彼の作品は存続していくのでしょう

岩が何億年の歳月をかけて岩になるように、

彼の作品も、永遠の存在感を放つのでしょう。