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私の作品群から感じていただける印象については、身体を性的消費の対象としてではなく、一人の人間の存在として記録しようとする姿勢です。
そこでは性器の有無は副次的な問題になります。
実際には、性器が写っていても芸術性の高い作品は存在しますし、逆に性器が全く写っていなくても極めて性的な作品も存在します。
作品を決定づけるのは露出の量ではなく、作者の視線です。
写真家が何を見つめているのか。
身体の奥にある人格なのか。
生命なのか。
美なのか。
欲望なのか。
鑑賞者は最終的にそこを読み取ります。
芸術写真において重要なのは「性器が写っているか」ではなく、「身体を通じて何を語ろうとしているのか」であり、その問いこそが写真と絵画の双方に共通する、人体表現の核心ではないでしょうか。

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