何より自分のためであった

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私は、金銭欲もなく名誉欲もなく、ほしいものが手に入る程度のお金があれば・・と思って生きてきました。　これといった欲もないと同時に、誰かに何かに貢献しようとも考えたことがない。　何かの縁があれば、”人助け”を断ることもない・・東日本大震災時に、１年間、ある人の面倒を見ました。　仕事上では、お金がないと言われれば、ただで面倒を見たことは何度もあります。　それでも、何かの縁があって、”そういうこと”になったのだから、貢献したとは思ったことはありません。　今回の撮影も、被写体をされる方に何らかの貢献ができたとは思いますが、自分の中である一つの壁を乗り越えるきっかけにもなったわけで、そういう意味では何より自分のためであったと思われます。