Naturalism

Naturalism Model : Anri Mone

このモデルのモットーは”あるがまま”な自然な姿でいることだと、私に話したことがある。 私は、あるがままよりも創り込まれたモデリングを好む。 

モデルの在りようと写真家の嗜好が食い違うことはよくあること。 それでも、この世界も結果が全てであり、私がこれまでに撮ったきた最高の作品となっている。

Exhibition NAKED 2020 in Himeji の展示作品。 

モデルと写真家の出会いというのは面白い。 このモデルさんは、「自然であること」をポージングの基本理念としていた。 私は、自然(この場合はヌード)をどう自分の感覚に治めるか?を常に考えてきた。 “在りのまま”を撮ろうとは思っていない。

既に、この時点で逆方向を向いていたことが分る。 最近になって、彼女が変わったのか、僕が歩み寄ったのかは分からないが、”すれ違い”が解消してきたように感じている。

世の中で、普通にやられていることで、自分には理解できないし、必要とも思わないことはいくらでもある・・例えば、デッサンをするにしても、ヌードを描くのなら、もしくは、撮るのなら、解剖学的見地から、その骨格や腱などの仕組みを理解しないとヌードの”本質”はつかめないと考える人たちが当然のようにいる。 

僕は、外から見て勝手な想像が働き、感動的な対象であればそれだけで十分であると考えている。 科学的な追及(掘り下げ)の意味が分からない。 

このブログは、たくさんの人たちが観ているのだが、その中には、モデルをしてくださった方がたも観ている。 だから、うかつなことは書けない・・後で、叱られるから。 それにしても、このお尻は最高である。

このところ、狂ったように編集ばかりしている。 努力しているわけではなく、他にすることがないのか、根っから編集好きなのかは分からないが、仕事に8時間、生活色々に8時間、編集とブログ展示に8時間を費やし、コロナ禍で身動き取れないことのストレスもあるのだろうが、もう既に、一年近く、そんな生活を続けている。

確かに言えることは、努力してるわけじゃなく、使命感からでもなく、夢や希望を実現させようとの思いからでもなく、ただただ”自らを解放する”ためだけに続けているような気がする。

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