Art-Pose Duo Anri & Yu 正しいことを否定する・・

「正しいことを否定することの難しさ」

正確には、正しい”理念”を否定することがいかに困難であるか!  ニコライ2世が統治していた頃のロマノフ王朝・・10%程度の貴族・王族・聖職者・経済的に恵まれたブルジョアジーなど、残りの90%はほぼ農民であり、実質的には奴隷同然であったと思われる。 その後、ロマノフ王朝は弱体化し、ロシア革命を経て、マルクス・レーニン主義を掲げるソビエト連邦が成立。 1920年、共産主義国家が生まれ、生産手段を社会化し、人から人への搾取を廃止し、富の格差をなくし、利潤追求ではなく物質的精神的な豊かさを共有する体制がスタートしたとも言える。

当時のロシアにおいては、90%以上は奴隷のごとく扱われていた農民であり、彼らにとっては”ユートピア”だったに違いない。 体制を実践していくためには、個々の自己管理を前提としていたが、それらが機能するには高度な社会的責任感が基盤とならなければならないが、そもそも、現代に至っても、人々にそれらを期待することに無理がある。 理念としては正しいが、その後の(社会が)荒廃していくことを考えれば、体制(ユートピア)を維持してくための”論理”としては間違っていたと言わざるおえない。 それだけでなく、主張を異にする者は片っ端から虐殺され、空前のジェノサイドが行われた(現在、中国のウイグル地区で行われていることと同じ)。 

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