Artist Model

フォトモデル・絵画モデル・その他作品モデルとして日仏を往復しながら活躍する Top Artist Model : Anna Uchiyama 。  世界的に知られるフォトグラファー、ペインター、クリエイターなどのモデルを務め、コラボレーションをこなす。 

このポージングで、このアングル・・モデルもフォトグラファーもそれなりに自信がないとできません。 アート作品として、伝統と由緒ある会場で展示するのですから。 右の作品は、世界的に知られるルクセンブルクのデザイナーが買い求めた作品でもあります。 ‥正直なところ、モデルにとってもフォトグラファーにとっても、作品が人手に渡るということが最も嬉しいことなのです。

作品群「花魁」

私とArtist model :Anna Uchiyama との出会いは、2015年5月3日である。 それまで彼女はモデルを全くしたことがなかったのだ。 Gmail で僕に美術モデルをしたいと伝えてきた。それで、僕は Anna Uchiyama に提案した「フォトモデルをしみないか? カメラの存在は無視してよいので、自身の感性だけでポーズをとってみよう! シャッターが多く切れる場面はよりアート的なポージングになってるから、それらを感覚的に身に着けていこう。既成概念があると邪魔にしかならないので、ポーズ集なる本などは決して見ないようにしよう!」

その後、月3回くらいのペースで撮影を続けた。 ちょうどそのころ、フランスに住むキュレイターから「テーマを絞って撮影してみよう!」という提案を頂いた。即座に「花魁」をテーマにしようと決めた。 Anna Uchiyama へは一言「花魁に成り切ってくれ!」と注文を出した。彼女は「花魁」についてかなり勉強していたと思う。 花魁とは現代で言うところの高級娼婦かもしれない。 貧しい農家などから買われてくる少女たち、芸を身に付けながら、地位を上げていかなければならない。そんな中で、愛と嫉妬、幸せと憂い、希望と失意、快楽と憎悪、誇りと劣等感、権威と差別などと向き合いながら、トップの座(花魁)まで上り詰めていくその”生き様”を作品にしたいと彼女に伝えた。 今日のテーマは、「花魁が客をとった後の刹那さと倦怠感を演じてみよう!」などと、22歳になったばかりの彼女に、とてつもない注文を出していたことも覚えている。 

およそ半年間で「花魁」の撮影は終わり、そのデータを送ったところ、キュレイターから「素晴らしい! これなら、アルルの展示会へ出展できるかもしれない」。 間に大物の口添えがあったのもかもしれないが、”トップ当選”で初のメジャー展示会への出展が決まった。 アルルには、キュレイターと Anna Uchiyama と僕の3人で会場に出向いた。 そこは、世界的な写真関係者の集まりで、私は Anna Uchiyama を多くのフォトグラファーに(撮影をしてもらうように)彼女を紹介した。 また、「推薦状」を添えて、知り合いのフォトグラファーに撮影の依頼もした。 翌年、彼女は単身パリに出向き多くの写真家、クリエイター、画家とのコラボを得て”現在の地位”を獲得していった思われる。

この成り行きを聞いた多くの人たちは、僕がAnna Uchiyamaを育てたと思うだろうが、僕はそうは思ってない。 彼女に出会ってなければ、今の僕はなかったかもしれないし、彼女は全身全霊をもって花魁を演じ、僕は夢中でそれらを記録した。 育てられたのは僕の方かもしれない。

アルルの開場(宮殿)で展示された「花魁」は、僕の当初思い描いた花魁ではなく、Anna Uchiyamaが演じた花魁になっていた。

・・・・・・・・・・・・・・ 作品群「妖艶」  L’Eurydice  in Paris November 2019 ・・・・・・・・

この作品群は、パリでの展示会を意識して撮影された。 成熟した女性のエロスをテーマにしたしたもの。 Anna Uchiyamaはこの時すでにモデルになってから4年目、世界的なフォトグラファー・画家・クリエイターらと共に作品制作をしてきたからだろうか、ポージングする感性により磨きがかかったような印象があった。 多くの優れたアーティストがそうであるように、彼女には”慣れ”というものはなく、より研ぎ澄まされた感性が放たれ、緊張感のある撮影現場となった。(こちら側からの指示なしでも、彼女はポーズをどんどん創りあげていく)

「和風」  未展示作品

畳に地味な柄の屏風が背景。 モデルには、カメラへの意識が全くと言ってよいほどない。 ポージング、表情などは彼女の内に秘める感性でくくれているのだろう。 畳に屏風を立てかけただけのセットではあるが、見事にこの空間を演出している。 

作品群  Festival Europeen de la Photo de Nu (06 ~ 16 May 2016, palais de l archeveche arles, France)

世界五大メジャー展示会の一つに数えられるアルル(フランス)に出品。 この機を境に、モデルも私も活躍の場を海外に向けるようになる。 この年の秋には、Photo in Beijin 2016 に出展。 「Anna Uchiyama 展」として、2018年にベルギーとパリで。 

*Anna Uchiyama’s first exhibition as an artist model .
25 October – 11 November 2018
New Jorg Gallery in Belgium

* Galerie Rachel Hardouin + 15 curiosity + experiences presents Anna Uchiyama (in Paris , France)
from November 2018 6th to December 1rst

2019年・・・

 *Anna Uchiyama Photo-Exhibition Galerie 15 Art Director : Rachel Hardouin November 6th ~ December 15th 2019 15 rue Martel 75010 Paris 

*Salon de la Photo de Paris 8th – 10th – 11th 2019。 

*L’Eurydice : 79 Rue du Cardinal Lemoine, 75005 Paris では、11月から2月まで3か月の展示会となった。

今年、2020年は、バーゼル、パリ、バレンシアでの展示会を予定していたが、コロナ禍では実現できそうにない。

Black & White

私は写真をより簡素に見せるために白黒に編集することはあるが、白黒写真にしようと思って制作することはない。撮影前のライティングにはかなり時間をかけるが、明暗よりも色彩で撮る写真家だと思っている。 実際の撮影では、いかに色を鮮やかに撮るかよりも、いかに色を抑え込むかに苦労する。これは、編集過程でも同様。

これらの画像は、モデルの初期から最近に至るまでの4年間にわたる「記録」的意味合いが強い。 並ぶ方は時系列を追っておらず、ランダムになっている。 最初に見える画像がもっとも最近の画像であり、”完成された美しさ”がみてとれる。  L’Eurydice  in Paris (2019.11~2020.2) での展示作品でもある。

親しみやすさを感じさせる作品になっている。

Festival Europeen de la Photo de Nu の期間中、ニース(フランス南部・地中海沿岸)にレントハウスに滞在し、ハウス内で撮影した画像。 その時に感じたことは、何かが違うような気がして・・湿度のせいなのか、写真もクリアに写り込む。北側に位置する室内での自然光のせいかもしれない。

Taken in Studio 2018

とにかく、彼女には並外れた筋力がある。 空手で鍛えた体なのか、元々、頑強な体を持ち合わせているからだろうか、腕力は半端ない(腕相撲をしたら、たぶん、僕より強い)。 そして、持久力もある(美術モデルをする際、かなり無理な姿勢を20分キープする筋力と持久力があるそうだ・・僕は、気合の問題だと思いますが)。

この撮影を最後に彼女との「作品創り」は途絶えている。 彼女が言うには「撮り尽くしてしまったのではないか?」と。 撮り尽くしたどころか、これからが”本番”じゃないかと思っている。

My favorite works  2015 ~ 2018

お気に入りの写真を載せてます。 ランダムなのでまとまりがない。

上の写真のように、エッジを立てる(線を強調する)写真が多い。 ある人が、「画像をもって行かれるから、画質を落としてるのですか?」と聞かれたことがあった。 確かに画質は落ちますが、僕の範疇に入ってくる感じがする。 このような編集をすると、A2サイズくらいまではよいが、それ以上になると、写真としての画質の劣化が目立ちます。

Photographer Tetsuro Higashi : 連絡先:teh6452@gmail.com ….Facebook : https://www.facebook.com/ph.teturo.higashi
Instagram : testuro_higashi

大きな節目となった「記念碑」的作品

テーマは花魁であるが、それまでの花魁とは一線を画す作品となっている。着物が写り込んでないこと。 したがって、派手な色彩がなく、僕が求めていたようなシックな印象に収まっていること。 そして、モデルの最も美しさ・エレガントさが際立っていること。 表情・ポージングなど、自然で無理がないこと。 作品は「花魁」から離れ、設定は花魁でも、優雅なArtist model :Anna Uchiyamaの作品となっている。私にとっては、最高傑作の一枚となっていると思う。

最も多くの編集時間がかかった作品

この写真を編集するのに、100時間はかかったかもしれない。 背景の花模様を描き直していること。 光の反射で色や模様が綺麗に出にくい(B1やA1で出力すると、粗が目立ってしまうので)。 それと、画面の質感を整えるのに手間がかかる。 向かって左下の玉の影は僕が描き込んでいる。 原画にはない影を多く描き込んでいる。 床の色も・・。

この作品は、2018年のベルギー、パリでの”広告塔”なっており、とても名誉なことと思ってます。ギャラリーオーナーが広告塔に選んだのは、今まで他に類を見ない作品であると彼らが判断したからであると自負している。(世界に出たら、過って観たことない個性がそこにないと彼らは認めないということでしょう)

Artist model :Anna Uchiyama「作品群」

2015年から2019年に渡り、およそ5年間の記録となっている。

海外では、「花魁」をテーマにした作品展示をするが、

ここでは、花魁以外の作品群を載せている。

花魁という”色合い”がないぶん、彼女らしさが見えると思う。 

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プライベートフォト撮影「記念撮影」 「自分の裸が作品になる喜び」