
”勝負写真”
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今回の展示会では、この写真を”勝負写真”の一枚としていた。
だが、この作品が展示されることはなかった。
日本から送った写真はそのまま”蔵”に眠ったままになってしまうのか。
この一年、命懸けで制作した作品の多くはお蔵入りとなってしまうのか。
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私は、”愚痴と陰口”は言わないことにしている。
でも、真実は書いた方がよいと判断する、誤解のないために。
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展示されると知らされ、原画データ(もしくは、写真、絵画など)
を送ったクリエイターは、私が知る範囲だけでも30人以上はいる。
それらの作品のほとんどは展示されることもなく、放置されるのか。
彼ら彼女らの落胆は、想像に余りある。
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今回の展示会も「Anna Uchiyama」展である。
そのホスト役の彼女にとって、どれほどのストレスと落胆があったか!
それも、9月から現在に至るまで、想像を絶する。
彼女は、ギャラリーとクリエイターの繋ぎ役を担っている。
ギャラリー側から言われた(予定される)展示会のスケジュールなどを
そのままクリエイター側に伝える。
でも、それらのほとんどは実現されることなくボツになった。
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私一人良い思いをしたのではないか?という誤解には甘んじるが、
彼女・ Anna Uchiyama の耐え難い苦悩があったことはしかと伝える。
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stylist : Gokkyun Emi
model : Anna Uchiyama