とあるメッセにお応えします

とある写真家の方から以下のようなメッセ頂き、それにお応えしようと思います

「 写真に対する文化的な認識は日本とEUでは雲泥の差があるようですね。日本ではタダ同然の価格でやっと売れる作品も、フランスなどでは二桁万円くらいで売れることはザラだと聞いたことがあります」

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日本では、写真は(プリント代程度の値段でしか)売れないことは事実です。写真に対する文化的な背景の差異はあると思いますが、(他のアート作品と比べて)遜色ないと思わせる写真家の力量にも問題があると考えたいです。 多少高額でも、ほしければ手に入れようとするのがコレクターの心理です。 また、絵画は投資になっても、写真はならないと考えるコレクターが多いこともその要因かもしれません。

じゃ、それらの作品をもってEUへ行き、ギャラリーを借り切って展示会をしたとします。 付けた値段に関係なく、ほとんどの作品は売れないと思います。(ただし、日本にも、さほど知られてない写真家で、EUでも十分勝負になると思われる人はFB内で知る限りでも数人います・・私の勝手な判断ですが)

それでは、ギャラリー側の企画展であればどうかと言うと、ギャラリーが抱える顧客(コレクター)にもよりますが、 二桁万円 で売れる話しは聞いたことはありますが、ごく稀です。 企画展であっても、設定価格はA3くらいで300ユーロ、A1で、それなりの実績・知名度があれば、1000~3000ユーロくらいの値段は付きます。ただ、売れるかどうかは別問題です(少なくとも、ザラに売れるようなことはあり得ません)。 EUには、世界中から強者が集まりますから、ギャラリーの企画展の対象になることが非常に難しいことです。 その中でも、売れる作品は、”グローバルな見地から、個性化された美しさの輝いた作品”に限られると思ってます。

シンプルに考えれば、他の優れたアート作品と並べて、その美しさに遜色なければ売れます(彼らの多くは、絵画と写真を特に区別してません)。ただ、写真は複数枚刷れますので、他のアート作品と比べれば値段は安くなります。リトグラフなどと同様と思えばよいと思います。

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