絵画と写真の違い

この画像は、フランスのニースにあるレントハウスでの撮影。夕方、北側に面した室内で、向かって左側から強めの自然光と右側から室内灯を当てている。室内は全体的には薄明るいこともあり、人の眼には光の強弱はさほど感じられないが、カメラは物理的な強弱をそのまま映し込むので、思うような撮影をするにはそれなりの経験値が必要。

人の眼が捉える像とカメラが写し込む像とでは、どうしてこのような差が生じるのか?考えてみる。人の眼は明るいところを見るときは瞳孔を狭く閉じようとするが、暗いところになると逆に瞳孔を開いて見るようになる(ちなみに、焦点距離に関しても水晶体がレンズ代わりとなり、同様なことが自然とおこなわれている)。

絵画と写真の違い:絵画は人間の両眼でとらえた像をキャンバスに再現しようとするが、写真は物理的に瞬時にデータとして記録する。そして、人の眼は両眼であるが、カメラは片目で捉える。そして、もう一歩踏み込んで言えば、どちらにリアリティー(真実味)があるか?と言えば、人の眼が両目で捉えた絵画の方にあり、写真は瞬時にデータ化されるという有利さがあると言える・・・リアリティーを決めるのは最終的には人間の眼だからである。ただし、これらのことはアートに関してだけ言えることであり、その他の分野では、写真の利便性と説得力(真実味)は圧倒的である。

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